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まぬかん(旧名:h4a管理人)

Author:まぬかん(旧名:h4a管理人)
羽交い絞めにしておっぱいを揉む!
そんなシチュエーションが好きな管理人が官能小説を書いてみました。まだまだ拙い文章ですが、みなさんのたくましい妄想力で補ってやってください♪

基本的に平日14時頃に更新します♪
土日は更新したりしなかったり、です。

作品リスト

すべてではありませんが、一部のお話のリストです。
ちょい読みに役に立てばうれしいです♪


作品リスト

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お嬢様の淫事#01~花嫁修業という名の調教~

「あぁっ。んっ」

暗い地下室に女の悩ましげな声が響く。

「まだイくのは早いですよ、麗香お嬢様。」

麗香は執事の前で股を大きく開かされ、膝はM字を描くように折られカラダと共に縄によって固定されている。

「高見沢っ。あなたこんなっことをしてっ。んっ。許されるとっ…思ってるのっ」

高見沢と呼ばれた執事は、涼やかな顔をして麗香の言葉を流す。

「こんなこととは、どういうことでございますか?」

麗香は顔を赤らめる。

高見沢は麗香の顔を覗き込み、尋ねる。

「こんなこととは、どういうことでしょうか?クチで説明していただきませんと、わたくしにはわかりかねますが。」

麗香はキッと高見沢を睨む。

高見沢はその視線を楽しむように、唇の端をあげる。

「縄で縛られることに快感を覚え、そそり立つ乳首を刺激される悦びに震え、いやらしい汁をダラダラと流し続ける穴にバイブを入れられあられもない声を出しながらよがっているお嬢様のこの状況のことでしょうか?」

「なっ。」

「お嬢様には花嫁として男性を迎えるためのすべての準備をさせるようにと、大旦那様から承っております。」

「おじいさま…から?」

「はい。その相手の方は社会的地位も、財産にも恵まれた方だそうで、残念なことに綾小路家の威光が効かない方だと伺っております。」

高見沢は麗香の股間でウニウニと動いているバイブを奥へと押す。

「あぁんっ。」

麗香はたまらず声をあげる。

「ですので麗香お嬢様が、このカラダでその男性をタラシこむためのお手伝いをしているわけです。」

そういうとつかんでいたバイブをグリグリと動かす。

「タラ・・・あぁっ」

「料理、しぐさ、言葉遣いから夜伽に至るまで、男性をおとすためのすべてをお嬢様に仕込むようにとの御下命です。」

「あ…っ。」

「お嬢様は少しSのけがございますので、こうやって従順なメスになるよう、しつけさせていただいております。」

「し、失礼ねっ」

高見沢は麗香の乳房を掴む。

「痛っ」

「まだまだしつけが足りないようですね。」

「あ…っ。ん…っ。やめな…さい…」

「お嬢様には来月よりその方が勤めていらっしゃいます大学に編入していただきます。それまで綾小路家の跡取りとしてどこにお出ししても恥ずかしくないような立派な淑女となるべく、修行していただきますので、そのおつもりで。」

そういうと高見沢は踵を返し、ドアの方に向かった。

「ちょっ。お待ちなさいっ。私はっ。私をこのままにするつもりっ?!」

高見沢は振り返り、麗香の前にひざまずいた。

「これはお嬢様。失礼いたしました。」

そういうとバイブのボタンを押した。

その途端、バイブは先ほどよりも大きくうねり始めた。

「あぁぁっ。たかみっざわっ」

高見沢は立ち上がると、今度は振り向きもせず、ドアの外へと出て行った。


「あ…っ。あぁっ。やぁっ。」

麗香の股間では、バイブがウネウネと不規則な動きをして麗香を攻め立てている。

しっかりと咥え込んでおり、落ちる気配がない。

「あ…ん…。んンっ」

麗香の表情が苦悶で歪む。

刺激し続けられている割れ目からは床に滴るほど愛液が湧いている。

「ん…っ。あっ。あぁっ。」

バイブの強い刺激に耐えきれず、麗香はイってしまった。

気を失いかけた麗香をバイブの振動が現実に引き戻す。

「あっ。だめっ。やめてっ。もうっ。だめっ。だめぇっ」

何度も何度もバイブによって絶頂に導かれた麗香は、ガックリと肩を落とし、気を失っていた。

バイブはそのパワー故か、麗香を何回か犯したあと、電池が切れただの棒と化していた。

しばらくして、高見沢が戻ってきた。

麗香からバイブを引き抜くと、縄をほどきベッドに運んだ。

そこでオイルをつけて麗香の肌を、特に縄目を中心にマッサージした。

その目はどこか寂しげだった。

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THEME:18禁・官能小説 | GENRE:アダルト |

お嬢様の淫事#02~課外授業~


翌日、麗香は大学に迎えに来た車を断り、街中をブラブラしていた。

「帰りたくない…」

帰れば高見沢の"修業"が待っている。負けたと思われるのはシャクだけれども、それでも嫌だった。

家とは逆方向の電車に乗った。

しばらくすると、麗香の背後に男が立った。麗香はぼぅっとして気がつかない。

「寄り道とはいただけませんね。麗香お嬢様。」

「高見沢?!」

振り返ろうとした麗香を高見沢は羽交い締めにした。

「本日は課外授業としましょうか。」

そういうと麗香の胸を揉み、内腿を弄った。

「本日は男性の劣情を煽る感じ方と、悦ばせ方です。」

高見沢が指を弾くと、周りにいた男達が一斉に麗香に向く。

「な、何?」

「この車両は貸し切らせていただきました。ここに乗っている者たちは、すべてお嬢様の練習相手となります。
どうぞ、ご存分に。あ、ただし、本番行為は禁止とします。借り物ですので。」

高見沢が麗香から離れると同時に、男達が麗香に群がる。

「ちょっ。おやめなさいっ。あっ。」

あっという間に麗香の手首は拘束され、カラダ中を男達の手で撫で回される。


「あっ。どこをっ触るのっ。いやぁっ。」

「いやっていったって、しっかり感じてるんだろ?お嬢さん」

男が麗香の股間に指をたてる。

そのまま指を押すと、ショーツにシミが広がった。

「ほれ、グショグショじゃねぇか。」

「そんなこと…ないっ」

「ふーん。そうかい?」

男は周りの男達に合図すると、麗香の脚が持ち上がり、股間があらわになる。

「やっ。何をっ」

「たしかめてあげますよ。お嬢さんのおま◯こ」

男はそういうと麗香のショーツに手をかけた。

他の男達が脱がすのを手伝う。

麗香の割れ目は男達の前にさらされた。

「お嬢さん、使い込んでないかわいい色してますねえ。」

男はヒダを指でもてあそび、ニヤニヤと下卑た笑を浮かべながらそう言った。

他の男達も、麗香の上等そうなブラウスをもみくちゃにしながら胸をまさぐる。

「たっ高見沢っ」

麗香の視界に高見沢の顔が入った。

麗香の中で、何かが弾けた。


「・・・」

「お嬢さん?」

「離しなさい。」

「え?」

「その手を、お離しなさい。」

麗香の迫力に押され、男達は麗香を下ろした。

「はぁ、失敗ですね。完全に男達がのまれてしまいました。さすが、私のお嬢様…」

高見沢の元に麗香は歩み寄ると、平手で高見沢の頬をはたいた。

「帰ります。手配なさい。」


それからも麗香への修業は続いた。

麗香はそれを淡々とこなしていった。

そして、大学編入の日を迎えた。

いつも通りの朝。

大きなダイニングに親子が離れて食事を摂る。

「麗香。今日から佐伯会の次男坊のところだったな。」

父親が麗香に向かって楽しそうに話しかける。

「次男坊は我が綾小路グループにふさわしい器量の持ち主だ。お前の婿にして遜色ない。」

麗香は黙って食事をクチに運ぶ。

「婿がダメでも、子種はもらってこい。次男坊に流れている血は、帝王の血だ。虎二郎公の血を色濃く引いているらしい。」

「あなたっ」

母親がたしなめる。

「はは。冗談だ。」

---この人は私がそのために何を強いられたのか、知らないんでしょうね…。私はおじいさまの思惑通りになんか動かないわ。


「ご馳走様。いってまいります。」

こうして一族の期待を背負って、麗香は大学に編入した。

麗香。大学四年の春のことだった。





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お嬢様の淫事#03~イビツな関係~


大学への送迎は、珍しく高見沢本人が行った。

「お嬢様。再確認させていただきます。」

麗香は窓の外を見ながら流していた。

高見沢はバックミラーでチラッと確認すると、話を続けた。

「100点は、佐伯涼介様を綾小路家の婿にお迎えすること。

 70点は味方に取り込むこと。

 50点は、精液を持ち帰ること。

 30点は唾液や髪の毛等のDNAを調べることのできるものを持ち帰ること。

 よろしゅうございますか?」

麗香は怪訝な顔をした。

「なぜ?」

「お嬢様、聞いていらっしゃったのですね?」

高見沢はニヤニヤと笑う。

「いいから答えなさい。」

高見沢は笑いを堪えながら話を続けた。

「佐伯会を一代であそこまで大きくされた佐伯虎二郎様はご存知ですよね?」

「ええ。しってるわ。何度かパーティでお会いしたことがあるわ。」

「その虎二郎様の能力が、涼介様に隔世遺伝されたと言うもっぱらの噂です。」

「能力?」

「詳しいことは私も聞いておりませんが、なんでも人心を掌握する魔性の能力と聞いております。」

「魔性、ねぇ…」

「お嬢様、到着しました。」

高見沢が車から降り、麗香側のドアをうやうやしく開ける。

「それでは、いってらっしゃいませ。」

「ええ。いってくるわ。」

そういうと麗香は大学の門をくぐっていった。




中庭を抜け、研究棟を目指しながら、麗香は考えていた。

---佐伯涼介。双子の弟。何回かパーティで会ったことがあるけど、見分けがつかないから佐伯くんって呼んでいたのよね…。人懐っこい方の佐伯くん、人を寄せ付けない方の佐伯くん、どっちだろう…

研究棟に脚を踏み入れ、佐伯の研究室の前についた。


コンコン


「どうぞ。」

麗香は深呼吸をしてドアに手をかけた。

研究室内に入ると、所狭しと器具が並んでいる。

その奥に白衣を着た眼鏡の男性が立っていた。

「佐伯、涼介です。」

「綾小路麗香です。お久しぶり。」

あぁ、と気のない返事をして佐伯は背中を向けた。

---人を寄せ付けない方の佐伯くんか。

麗香はそれから佐伯の研究室で、佐伯の研究を手伝った。

しかし佐伯は本来の研究よりも、別の研究に没頭しているようだった。

それが何であるかは、頑なにクチを開こうとしない。

麗香が研究室に来た理由も佐伯は薄々感づいているようで、必要な事以外はしゃべらない。

そんなある日、佐伯ゼミのドアを叩く音が聞こえた。

新しいゼミ生らしい。

「谷田部です。」

---佐伯くんの肩がビクッとふるえた?

麗香達に背中を向けているため、表情はわからないが、背中から緊張の糸が張り詰めている気配が漂う。


しかし、振り返った佐伯は見たこともないような笑顔だった。

「ようこそ、佐伯ゼミへ。綾小路さん、自己紹介してください。」

なんとなく違和感を覚えながらも、麗香は自己紹介した。

佐伯の目はずっと谷田部を追っていた。




それから3人のいびつな関係がはじまった。

誰も、誰にも心を開かない。うわべだけの人間関係。

谷田部は冗談をいって場を和ませるが、それもどこかよそ行きな感じがする。

麗香はいつしか谷田部を目で追うようになった。




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お嬢様の淫事#04~ささやかな反抗~

三人のいびつな関係が、それでも落ち着きを見せた頃。

佐伯が不在の時、谷田部がいきなり麗香に質問してきた。

「麗香さんってさ、佐伯センセと付き合ってんの?」

「は?」

谷田部は麗香の反応をチラチラと見ながら質問する。

「なんでそんなことを聞くの?」

麗香は素っ気なく返事をする。

しかし動揺からか、実験器具を片す手が震える。

---佐伯くんが好きとか嫌いとかじゃなくて、私はなぜだか佐伯くんとは合わない気がする。

佐伯のもとで何ヶ月間か過ごした麗香の答えだった。

親にもそう話したが、耳を傾けてはもらえなかった。他社に貴重なサンプルが渡ったらどうする?と言われた。

---サンプルって、なによ。


黙ってしまった麗香の後ろに谷田部が回り込み、抱きついた。

「なっ」

「麗香さんもあいつの毒にやられちゃったの?」

「毒?」

麗香は振り向き谷田部に聞いた。

---毒って、なによ。

谷田部は麗香の本心を探るように目をそらさず見つめる。

しばらく沈黙が流れたあと、それを破ったのは谷田部の方だった。

「違うんだ。じゃあなんで麗香さんは佐伯センセのこと意識してんの?」

谷田部は笑顔を作りながら聞いて来た。しかし、目が笑っていない、と麗香は思った。

「意識?私が?」

「うん。目で追ってるよね、結構。それと、俺の前だと佐伯先生って呼んでるけど、たまに佐伯くんっていってるよね。」

麗香は話を逸らそうとする。

「谷田部くんこそ、佐伯先生を何かあった?」

谷田部の顔から笑みが消えた。

「なぜ?なぜそう思う?」

冷たい表情で谷田部は問い詰める。

その雰囲気に麗香は思わず後ずさる。

引くことを知らなかった麗香が、始めて物怖じした瞬間だった。

カタン

後ろには作業台があり、もうこれ以上後ろに下がれない。

それでも麗香は精一杯遠ざかろうと、上体を後ろに反らす。

ドンッ

谷田部は麗香の後ろの作業台に右手をつく。

それと逆の脚を前に出し、膝を作業台につける。

麗香は谷田部の顔、特に目から目を逸らせずにいた。

谷田部の目には深く暗い影がおりていた。

その奥に、静かに揺らめく炎を感じた。

触れてはいけないものに触れてしまった罪悪感と後悔が麗香を支配する。

「俺さ…」

谷田部が麗香の唇を奪った。

麗香は突然の事に驚き目を見開くが、なぜか何もできず、ただこぶしを握った手が震えていた。

谷田部の唇が麗香から離れる。

「俺さ、佐伯のすべてを奪いに、いや、壊しに来たんだ。」

「冗だ…」

麗香は出かかった言葉をのみこんだ。

谷田部の突き刺すような目が、その言葉を発する事を許さなかった。

谷田部の手がゆっくりと麗香の頬にかかり、スローモーションのようにゆっくりと麗香に覆いかぶさるように唇を重ねる。

麗香の反らした上体を支える手はプルプルと震える。

谷田部の舌が麗香の唇を舐め、その隙間から口腔内へと侵入する。

「ん・・・」

谷田部は麗香の舌をねっとりと絡めとる。

頬にあてられていた手は麗香の体をつたって下にくだり、仰け反っているため前に突き出している格好になっている胸を触る。

ブラウスの上からゆっくりとその形を確かめるように2、3度撫で回し、きゅっと指に力を入れる。

唇でふさがれた口は声を上げることもかなわず、ただ、カラダだけが跳ねるように反応する。

調教されたカラダは与えられた刺激をすべて拾い、麗香のカラダの芯の部分へ官能の波を届ける。

---私、なんで抵抗しないの?

谷田部が唇を離し、首筋に舌を這わす。

「あぁっ」

そのゾクゾクっとした感触に麗香は思わずあごをあげ、声が漏れる。


谷田部が麗香の後ろにある器具を腕で寄せ、空いたスペースに麗香の上半身を倒した。

麗香のゆるやかに巻いた髪が、作業台の上に広がる。

潤んだ瞳、上気した頬、濡れて艶やかな唇。

谷田部は麗香から目を離すことができない。


「谷田部くん・・・きて・・・。」


麗香はまっすぐと手を差し出し、谷田部を誘う。

谷田部は吸い寄せられるかのように、麗香の襟元へ舌を這わす。

「あ・・・ん・・・」

麗香は抱きしめるように、谷田部の頭に手を回す。

谷田部はもどかしげに麗香のボウタイをほどくと、その下にあるボタンをはずしていく。

やがてあらわれた膨らみに唇をつけると、空いた手を麗香の太ももへと移した。

麗香のタイトスカートを太ももを弄りながら上へと捲り上げる。

太もも丈のノンガーターストッキングを着用していたため、途中から指に吸い付くような肌の感触を楽しみながら、やがて麗香の秘部に指を這わす。

「麗香さん、濡れてる。」

そういいながら、下着越しにワレメをさする。

下着の上からでもぷっくりと膨れたクリトリスが確認できた。

「谷田部くんの、せいよ・・・」

谷田部は顔をあげ、麗香を見た。

そこには妖艶な笑みを浮かべながら唇をなめる麗香がいた。

「麗香さ・・・」

谷田部は麗香の唇を貪りつつ、下着をずり下ろすと、直接クリトリスを指でなじる。

今攻めは谷田部のはずなのだが、谷田部は逆に麗香に攻められている気がしていた。

---だめだ、俺。この人におとされそうだ。

麗香が谷田部を目で追っていたように、谷田部もまた麗香を目で追っていた。

佐伯から麗香を奪うために観察するんだ、と、自分にいいきかせていた。

「谷田部くん、お願い・・・」

谷田部はファスナーをあけ肉棒を取り出すと、麗香の膣口にあてがう。

ゆっくりと麗香の中に挿入する。

根元まで挿入したとき、麗香の肉襞が動き、谷田部の肉棒を刺激する。

「うっ」

ドクンッ


谷田部はあわてて麗香から肉棒を引き抜く。

麗香の膣からは、白い液体がドロドロと流れ落ちている。

---俺、しんじらんねぇ。入れただけで?!中坊か?!

麗香は起き上がると谷田部の前にひざまずき、谷田部の肉棒をなめてきれいにした。

「かわいい。そんなに私の中、気持ちよかった?」

谷田部はカッと赤くなった。

「麗香さん、中に出してごめんっ」

「大丈夫よ。私、ピルのんでるから。」

これが麗香の祖父に対するささやかな反抗だった。

仮に佐伯と交わったとしても、子供を宿すことはない。

麗香から一瞬表情が消えた。

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お嬢様の淫事#05~一筋の涙~


その日、帰宅した麗香の異変に気がついたのは、高見沢だった。

「麗香お嬢様?お肌の調子がいつになくよろしゅうございますが、何かいい事がございましたか?」

「え?そう?ありがとう。特に何も無かったわ。」

高見沢は麗香の目をじっと見た。

なんでも見透かしそうな、そんな目だった。

「じゃあ、部屋に戻るわね。」

麗香はその場を離れようとする。

「麗香様、お召し物に白いシミが」

「えっ」

麗香は反射的に腰に手をあて、脚を見た。

「お嬢様。なぜ脚についていると思われたのですか?」

---しまった。

「お相手は涼介様ですか?」

「・・・」

「お嬢様。」

高見沢が少しだけ語尾を強める。

「あなたには関係ないでしょう?放っておいてちょうだいっ」

麗香はそういうと勢いよく歩き出そうとした。

しかしその刹那、高見沢に手首を掴まれ引き戻された。

「手を離しなさい。高見沢。」

「・・・」

「高見沢。」

高見沢はうつむき、手を離した。

麗香からその表情を伺い知ることはできなかった。

「失礼…いたしました…。お嬢様…」

麗香に向かって頭をさげた高見沢の手は、硬く握られ小刻みに震えていた。

麗香が見えなくなると、高見沢は携帯をとりだした。

「麗香お嬢様にちょっかいを出している男がいる。至急割り出して手を引かせろ。あぁ、どんな手を使っても構わない。」

電話をきると、麗香が消えていった方向をずっと見ていた。





翌日、谷田部はとある海辺の病院にいた。

花を持ち、個室を訪ねる。

コンコン


「入るよ。」

そういうとベッドに座って窓の外を見ている人物のところへまっすぐすすみ、花束を渡して隣に座った。

「どう、調子は?姉さん。」

相手はまったく反応せず、窓の外をみたままだった。

「・・・姉さん。返事してくれよっ。」

谷田部は姉--美也子の腕を強く掴み、言葉を吐き出す。

美也子の目が揺れる。

「・・・すけ?りょーすけ?」

「姉さん・・・」

「りょーすけっ。あいにきてくれたの?」

美也子は谷田部に唇をぶつけるようにカラダを投げ出してキスをする。

その勢いを支えきれず、谷田部はベッドに押し倒された形になった。

美也子は逆を向いて馬乗りになり、谷田部の股間を弄る。

「やめ・・・てくれ・・・っ。姉さんっ。んっ。俺は・・・アイツじゃないっ。」

美也子は谷田部の肉棒を取り出すと、クチに含み始めた。

「りょーすけ。すき。りょーすけのせーえき、ちょーだい。」

か細いカラダのどこにこんな力があるのか。

引き剥がそうにも力が入らない。びくともしない。

「姉さんっ・・・。やめてくれよ・・・。畜生・・・・。ちく・・・しょう・・・」

谷田部は腕を目の上で交差させた。

その下には光るものがあった。

美也子は無理やり放出させた精液を飲み干すと、ふらふらと立ち上がった。

「ちがう。りょーすけじゃない・・・。りょーすけ、どこ??」

「姉さん!」

「りょーすけのがほしいのっ。りょーすけっ。りょーーすけっっ」

谷田部は歯を食いしばりながら、こぶしを美也子の腹にあてた。

美也子はくの字になって崩れ落ちた。

谷田部は美也子をベッドに寝かせると、担当医のもとを訪れた。





病院の近くの道路に1台のタクシーがとまった。

そこから降りてきたのは麗香だった。

麗香は日が傾きつつある浜辺に続く階段を下りると、ぽつんとすわっている谷田部の横に腰を下ろした。

谷田部は麗香の方は向かず、沈みつつある太陽をずっとみていた。

麗香も何も言わずただ横に座って、寄り添うように谷田部にカラダをまかせていた。


太陽も沈み、あたりに夜のとばりが下りてくるころ、谷田部が重い口を開き始めた。

「来てもらえるなんて思ってませんでした...。」

麗香は黙っている。

「俺の話を聞いてもらえますか?」

麗香はだまってうなずいた。

「俺には姉がいます。両親はすでに亡くなっていて、俺に残された唯一の家族です。その姉が3年ぐらい前からこの病院に入院しています。心が壊れてしまって。」

麗香は谷田部の手をとると、自分の太ももの上にのせ、その上から自分の手を添えた。

「心が壊れてしまった原因はわかりません。

 医者によると、なにか特殊な薬で中毒のような状態になってしまっているらしいんですが、その薬が特定できずにいます。
 
 特定できなければ当然治療もできません。
 
 以前つきあっていた男が、姉を薬漬けにしたんです。そして捨てたんです。」
 
谷田部の手がぎゅっとこぶしを握り、小刻みに震えていた。

麗香はそのこぶしを包み込むように握った。

「心が壊れた姉は、その男を刺してしまいました。幸いにも傷は浅く、向こうにも負い目があったのか警察沙汰にはなりませんでした。

 いや、警察沙汰にしようと思っても、もみ消されたと思います。」
 
こぶしを包み込む麗香の手に力が入る。

「その男の名は、佐伯涼介。俺はその男を一生許しません。」

谷田部の目から、涙が1筋流れ落ちた。

麗香は谷田部の手を持ち上げ、自分の肩のうしろに回すと、腰を浮かせ谷田部の涙を舌ですくいとった。

ふたりはしばらく見つめあい、どちらからともなく唇を重ねあった。

麗香はいったん唇を離すと、谷田部に向かい合うように谷田部の太ももを跨いだ。

谷田部は麗香を引き寄せると強く抱きしめた。

「俺、本当は麗香さんのこと利用しようと思って近づいたんです。」

「うん。」

「でも、できなかった。できなかったんです。」

「うん。」

谷田部は麗香の体を少し離すと、目をまっすぐ見て言った。

「俺、麗香さんの事、好きです。誰よりも大切です。ひどい弟ですか?姉が苦しんでいるのに、自分は結ばれたいと想っている人がいる。何よりも大切なものが他にできてしまった。これは裏切り行為ですか?」

麗香は膝立ちになり、谷田部の頭を胸の中に抱きこんだ。

「麗香さ・・・・」

谷田部も麗香の腰をぎゅっと抱きしめる。

麗香の腕の中から、小さな嗚咽が漏れる。

麗香は慈しむように、谷田部をいつまでも抱きしめ続けた。




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