俺様王子とヒミツの契約#01
PCでご覧の方は、もしよければ、別ウィンドウで開く画面で音楽でもかけながら読んでください。
monster-BGM
「ハラ減った…。」
「王子。王子たるものいついかなる時でも毅然と・・・」
「そうは言ってもだな。腹が減っては戦も、というではないか。正直なところ、もう一歩も歩ける気がしないぞ。」
夜の公園の片隅。暗闇に蠢くシルエットが4つ。そのうちのひとつは先ほどから王子と呼ばれている人物。そしてもうひとつは、まるで教育係かのような口調の人物であった。
「まったくどうなっているというのだ。このニホンとかいうクニは。」
王子と呼ばれた人物が憤慨した口調で話す。
そんな時、遠くから複数人がかける足音がした。
近くの茂みがガサガサっとゆれる。
「ネェちゃん、待てよっ。こんな時間にオンナひとりで公園に入るってのは、ヤってもいいってことなんだろ?」
前を走るオンナの手首を捕まえたオトコは下卑た笑みを浮かべながらオンナをひきよせる。
「そんなわけないでしょっ。このド変態っ。」
オンナのパンチは虚しくオトコの手のひらへと吸収される。
オトコはその拳を掴み、オンナを組み敷く。
「ちょっ。やっ。いやぁーっ。」
茂みを隔てた向こう側では先ほどの4人組が息を潜めていた。
「あぁ、この悲鳴。空腹感が満たされる・・・」
王子と呼ばれている人物が、目を閉じ腹に手を当ててしみじみと言った。
その時、ガサガサと茂みが動き、オンナがその間から這い出すように顔をのぞかせた。
腹に手をあてている王子と呼ばれている人物と目があった。
一瞬の間があき、オンナがクチを開く。
「あ・・・あんたねぇ。ボケっとしないで助けなさいよっっ。」
そういうとオンナはバッグを王子と呼ばれている人物に投げつけたのだった。
しかしカバンはひょいっと簡単にかわされてしまった。
「助けると何か良いことがあるのか?」
王子と呼ばれている人物はキョトンとした顔でオンナに尋ねる。
「私に感謝されるわよ。」
「なんだ、つまらん。」
「ひとつぐらいはお願いを聞いてあげてもいいわよ。」
「ほう?その言葉、忘れるなよ。ウル。」
「はいよっ。」
奥からオトコがひゅっと飛び跳ねる。
目の前に立っている人物の頭を軽々と超えて、そのままオンナを襲っているオトコの上へと降り立った。
「ぐふっ。」
踏みつけられたオトコはそのまま気絶した。
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「そんなわけないでしょっ。このド変態っ。」
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オトコはその拳を掴み、オンナを組み敷く。
「ちょっ。やっ。いやぁーっ。」
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「あぁ、この悲鳴。空腹感が満たされる・・・」
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その時、ガサガサと茂みが動き、オンナがその間から這い出すように顔をのぞかせた。
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