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まぬかん(旧名:h4a管理人)

Author:まぬかん(旧名:h4a管理人)
羽交い絞めにしておっぱいを揉む!
そんなシチュエーションが好きな管理人が官能小説を書いてみました。まだまだ拙い文章ですが、みなさんのたくましい妄想力で補ってやってください♪

基本的に平日14時頃に更新します♪
土日は更新したりしなかったり、です。

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すべてではありませんが、一部のお話のリストです。
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淫靡な研究室2#01~ヨクジョウ・キッチン~

 
 
「あっ。やんっ。」

都内某所にあるとあるマンション。

そのキッチンから艶やかな声が聞こえてきた。

IHの上には火を落として味を染み込ませている最中の煮物が入った鍋が置いてある。

その隣には味噌汁が入った鍋があり、温め直すだけになっている。

「いい香り。」

男は女の後ろに立って、耳元でそう囁きながら、女がしているエプロンの下に手を伸ばし、胸をまさぐっている。

「涼・・・介さん。あっ。」

服の上からでもわかる胸の突起物を、涼介はつまみながらしごく。

「美味しそう。・・・弥生。君が。」

そう耳元で囁いた後、首筋を、かぷっと噛む。そしてゆっくりと舌を這わせ、首筋に沿って耳裏までを舐め上げる。

涼介の舌の動きに合わせて、弥生の躯ばビクンビクンと恥ずかしいぐらいに反応する。

くすっと涼介が笑う。

「いつまでも初々しい反応。可愛らしい。」

そう言って乳頭を指ではじく。

「あっ。はぁっ」

腰が砕けてしまいそうな、そんな感覚に弥生は必死になって足に力を入れる。

「だ…めっ。」

「何が、だめ?」

そういうと、スルッと服の中に手を忍び込ませ、ブラジャーを持ち上げる。

尖った突起物を指で挟みながら、ゆっくりと胸を揉みしだく。

「はぁぁっ。」

「ね、弥生、教えて?なにが、だめ、なの?」

そう言ってくいっと乳首をつまみ上げた。

ビクビクっと電流が走ったかのように弥生の躯が震える。

「・・・めじゃないです。」

弥生が声を絞り出すその様に、涼介はニヤッと笑う。

「聞こえない…。」

涼介がそういうと、弥生は真っ赤になりながら、声を振り絞った。

「だめじゃ、ないです・・・。」

うつむき、耳まで真っ赤になりながらそう言う弥生に、涼介は自分がヨクジョウするのを感じた。

弥生の顔を後ろにそらせ、自分からその唇を迎えにいく。

弥生の唇を塞ぎ、舌をすべりこませる。

ぬちゃっ。くちゅっ。

淫猥な水音が、互いの口の端から漏れる。

涼介は弥生のスカートをたくし上げると、腰を落とし、己の膨らみを柔らかい二つの肉の間に押し付けた。

唇を離し、耳の中に舌を差し込むと、ひだにそって舐めあげる。 そして手のひらで乳首を転がしては、ギュッと乳房を鷲掴みにする。

「あっ。はぁっ。涼介・・・さん・・・っ」

涼介がくすくすっと笑う。

「弥生。あいかわらずおっぱいが弱いんだね。これだけでイっちゃうの?」

そういいながら乳房を揉みしだき、その頂点を指で捏ねるようになじる。

「あっ。はぁっ。い・・・じわる・・・。」

涙目になりながら、弥生が涼介を見上げる。

その表情に涼介の血が、下半身に一気に集中する。

「弥生・・・。そんな誘うような表情をされたら・・・。我慢ができなくなってしまいますよ。」

涼介の指がショーツの中に滑り込む。

秘部を指でさすり、十分に濡れていることを確認する。

「あんっ。・・・・我慢・・・・しちゃうんですか?」

弥生が吐息を漏らしながらそう涼介に問いかける。

涼介は弥生にキスをすると、目を見つめながら言った。

「ずいぶんと、誘うのがうまくなりましたね。」

そう言うと、再び弥生と唇を重ねた。





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淫靡な研究室2#02~蛇と先生~

 
 
「弥生。私のかわいい弥生。」

そう言いながら背中をめくり、そこに舌を這わせて下へと降りて行く。

背中に幾つもの赤い軌跡ができ、その軌跡ができるたび、弥生は背中を仰け反らす。

そしてツンと張られた胸のその頂点を涼介が指で弾くと、弥生の躯は大きく跳ねる。

「油断していてはダメですよ。」

「あっ。はぁっ。りょ…すけさ…。はぁっ。」

弥生はとうとう耐えきれなくなり、キッチンの作業台の上に突っ伏すように躯を預ける。

「はぁっ。もっ。あぁっ。」

涼介はしゃがむと、弥生の突き出された柔尻を両手で掴み、その間にあるぷっくりと膨れた花弁に、布越しに唇をおしつけた。

「やっ。やぁっんっ。りょ…っ。」

涼介は布の上からゆっくりと舌をワレメへと挿しこんでいく。

唾液と蜜が染み出す。

「弥生。すごい濡れてる。」

弥生の顔がさらに赤くなる。

「そんな…こと。いわないで…くださ…。あっ。」

その瞬間、弥生のショーツが降ろされ、涼介ははむっと弥生の秘部を口全体で覆った。

そして、舌を激しく割れ目に沿って動かす。

「あっあぁぁぁっ。はぁっ。やっ。」

ねっとりと蜜をすくいあげるように、舌を往復させる。

そして、舌先でクリ○リスをつついては膣口に移動させ、ナカに舌を挿し込む。

ナカの肉襞をこそげるように舌を奥へと挿し込むと、ナカで上下左右に舌を動かした。

「あっ。はぁっ。だっ。だめぇっ。やっ。そんなっ。」

弥生はたまらず尻を振る。

涼介は笑いながら唇を離し、弥生の上体を起こさせると自分の方を向かせた。

そして脇の下に手を入れ、ヒョイっと弥生を持ち上げる。

「きゃっ。」

弥生はキッチンの作業台の上に座らされ、M字に足を開かされた。

「やっ。恥ずかしいですっ。」

そんな弥生の顔をみながら、涼介は乳首を口に含み、舌先で転がす。

「なにが、恥ずかしいの?」

涼介の目が光り、赤い舌が乳首に巻きつく。

そしてチロチロと舌先で弥生の乳首のさらに尖った先端をこじ開けるようにつつく。

「こ…んな…格好…。見えちゃ…。」

涼介が口角を上げる。

そして指でトロトロになっている割れ目をなぞる。

「なにが、見えちゃうの?」

「りょ…涼介さんの、いじわ…るっ。今、いじわるな…ほうの…涼介さんが…でてま…すっ。」

涼介はニヤッと笑って、弥生のナカに指を挿しこんだ。

「ひゃっ。あっ。」

「弥生は、"蛇"の時の俺は嫌い?」

弥生は首を横に振る。

「弥生は、"先生"の時の私は嫌いですか?」

弥生は再び首を横に振る。

「どちら…も。どちらも、涼介さんですから…。私は、どちらの涼介さんも好きです。」

弥生は顔を赤らめ、少し潤んだ瞳で微笑む。

涼介はたまらず弥生にキスをした。

そして自身の肉棒を取り出すと、弥生を突きたてる。

「弥生っ。」

---俺は、私は、どちらがどれだけ弥生のことが好きなんだろうか。どちらが、本当の自分なんだろうか?

弥生を突き上げながら、そんなことをふと思った。

その時、涼介の頬に、弥生の手がそっと添えられる。

「りょ・・・・すけさんっ。今、何を。はぁっ。何を考えてました?」

涼介が驚き動きを止め、弥生を見る。

「りょ・・・すけさんっ。大好きっ。あなたが、あなたが好きです。」

そういって手を涼介の首に回すと、弥生は涼介にキスをした。

そしてにっこり笑って話しかける。

「あなたが、いじわるな蛇さんでも、寂しがりやの先生でも、私は、私は好きなんですっ。」

弥生が涼介の頬を撫でる。

「涼介さんが、どちらも愛してくれって言ったんじゃないですか。私はどちらも好きなんです。」

---っ。弥生・・・・っ。

涼介は心の中で、唇を噛みしめる。

「私は、いじわるでも寂しがり屋でもありませんよ。」

そういって涼介は再び腰を動かし、弥生を突き上げる。

「あっ。りょっ。あぁぁっ。」

「弥生っ。」

二人は固く抱き合ったまま、同時に絶頂を迎えた。

涼介は弥生をぎゅっと抱きしめた。その目には、光るものがあった。







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淫靡な研究室2#03~迷い~

 
 
涼介の寝室。

涼介はベッドに横たわり、弥生をその胸に抱いていた。

「ん・・・・。」

幸せそうな顔をして、弥生が眠っている。

そんな弥生を涼介が目を細め見つめている。



"私"と"俺"。

二重人格とまではいかないが、自分の中にふたつの性格が出来ていると自覚したのはいつだったろうか。

どちらも私で、どちらも俺なのだが、それを二枚舌と呼んでいた私の事を弥生はどう思っているのだろう。

確かにどちらも愛してくれと言ったのは自分。そして弥生はそんな私をありのまま受け止めてくれる。

弥生は、大きな愛で、私の事を包んでくれている。

こんな中途半端な状態で、この先弥生と共に人生を歩む資格が私にあるのだろうか?

そもそも、私の中に流れる忌まわしき血。この宿命の渦に、弥生を巻き込んでしまって良いのだろうか。



涼介は横で寝息を立てている弥生の髪をすっとすくう。


私は、弥生と共に生きたい。しかし、弥生に重荷を背負わせたくない。

私は、俺は、いったいどうすべきなのだろうか。










翌日、携帯の鳴る音で弥生は目を覚ました。

寝ぼけ眼で携帯の液晶を見ると、そこには『公衆電話』と表示されていた。

「ん…。はい…。」

「立花様でいらっしゃいますか?」

急に丁寧な口調で名前を呼ばれ、弥生は飛び起きた。

「はいっ。」

電話の向こうにいる人物の声が緊張しているのを感じ、弥生は顔が強張る。

「涼介様の秘書をしております、高瀬と申します。」

弥生はペコっと頭を下げ、お世話になっておりますと、話そうとした。

しかし、高瀬の声によって止められた。

「立花様、お気を確かに持って聞いていただけますか?」

並々ならぬその気配に、弥生は息をのむ。

「涼介様が…。」


その瞬間、弥生の顔から血の気が引いた。




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淫靡な研究室2#04~眠り姫~

 
 
はぁっはぁっ

弥生は息を切らしながら病院へかけこんだ。

救急外来で目的の病室の場所を聞き、はやる気持ちを抑えて、病室へと向かう。しかしその歩調は徐々に速さを増し、小走りに近いスピードで廊下を闊歩する。

目的の部屋の前へとたどり着くと、ドアをノックした後、病室のドアを開けた。

入れ替わりに数人の目つきの悪い男たちが病室を出て行く。

そのうちの1人が声をかける。

「面会謝絶のはずですが、あなたは?」

口調は丁寧だが、何処か尋問するかのような、圧力のある声で問いかける。

「立花…弥生といいます。りょ…佐伯先生のゼミでお世話になっていました。」

男性は首をかしげる。

「ただのゼミ生がなぜここに?被害者とはどのようなご関係ですか?」

「ひ…がいしゃ?」

弥生は青ざめながら、ベッドで寝ている涼介の顔を見る。頭に包帯を巻き、布団から出た手には点滴の管が繋がっている。また、その腕も包帯で巻かれている。

「りょ…涼介さんっ。」

弥生は男性の制止も聞かず、ベッドのそばに走り寄る。

幾分か血の気のない顔で寝ている涼介を見て、弥生は涙が溢れてきた。

「立花様」

弥生は、声の主の方を見た。

「え…と、高瀬さん?」

以前涼介から自分と父親の秘書を兼任しているという高瀬を紹介されたことがあった。

高瀬はにっこりと微笑む。

「涼介様は命に別条はございません。ただ、全身を、特に頭を強く打っているご様子です。」

弥生は黙って高瀬の話を聞いていた。

高瀬は男性たちの方に向くと、弥生を紹介する。

「このお方は立花弥生様とおっしゃいまして、涼介様と将来を約束された間柄でございます。身元は私が、いえ、佐伯会が保証いたします。」

佐伯会の名前を出されては、男たちは二の句がつげられなかった。

そのうちの1人が苦虫を潰したような顔をして口をひらく。

「とにかく目撃者もいませんし、事故かそれとも事件かはっきりしませんので、本人の意識が戻り次第、改めてお話を伺いに参りますっ。」

語尾を荒げる男性に対し、高瀬は余裕の笑みを浮かべ、頭を下げた。慇懃無礼とも思えるその態度に、男たちは舌打ちをせんばかりに顔をしかめ、病室を出て行った。

「高瀬さん、今の人たちって…。」

高瀬は微笑んだまま弥生に答える。

「はい。警察の方です。涼介様の怪我の原因がわからないため、事件と事故の両面から調べられるそうです。」

弥生はベッドに横たわったままの涼介に視線を落とす。

「涼介さん。いったいどうしちゃったんですか?」

そんな弥生を高瀬は目を細めながら見ている。

「立花様」

「はい?」

弥生を高瀬を見た。

「申し訳ありませんが、涼介様についていていただけませんか?私は所用がございまして。」

弥生はもちろん受け入れた。


高瀬さん、気を遣ってくれたんだろうな…。ありがとうございます。



弥生は心の中で高瀬に頭を下げる。
高瀬にそんなことを言っても、やんわりと否定しそうだったからだ。

弥生はベッドの横にる椅子に腰掛け、涼介の顔を覗き込む。

包帯に巻かれてはいるが、そこにはいつもと変わらない端正な顔立ちがあった。

「あ、立花様。」

弥生は驚いて顔を上げると、高瀬がちょうど部屋から出ようとしているところだった。
体を半分ほど廊下に出しながら、弥生に話しかける。

「眠り姫は王子様のキスで目覚めるかもしれません。どうぞお試しください。」

そう言って高瀬は部屋を出て行った。

弥生は笑っていいのかわからず、複雑な表情でチラッと涼介の唇を見る


涼介さん、起きてください…。



弥生はゆっくりと頭をさげていった。

そして、唇を重ねた。




唇を離すと、涼介のまぶたがピクピクと動き、ゆっくりと開かれた。

涼介の視界に、涙を溜めた弥生が映り込む。

涼介は辺りを見回しながら、上体を起こして行く。

「りょ…すけさん…。」

そう言って弥生は涼介に抱きつこうとするが、ガタンっと涼介が手を前にだして後ずさる。

弥生は驚いた顔で涼介の顔をみる。

「涼介さん?」

涼介は青ざめた顔で弥生を見ている。

「君は…誰だ?」

「え?」

「ここは、どこだ?」

弥生は何も言えず涼介を見ている。

「私は…誰だ?」






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淫靡な研究室2#05~痴情のもつれ~

 
 
「逆行性健忘、いわゆる記憶喪失です。ご自分に関する事だけ、ぽっかりと記憶がないようです。」

診察室で、医師が淡々と説明する。

医師の目の前には涼介が座っており、その後ろに高瀬と弥生が控えている。

医師の言葉を、高瀬と弥生は黙って聞いている。

「脳のCTにも異常は認められませんでしたし、外傷による記憶障害ではないと思われます。しかし佐伯涼介さんは頭を強く打たれているようですので、経過を注意深く観察しながら様子をみていきましょう。」

担当医が高瀬に説明している横で、弥生は涼介を見ていた。

無表情で押し黙っている涼介は、心を閉ざした時の涼介に似ていた。

そんな涼介を見ていると弥生は胸が締め付けられる。

涼介さん。また冷たい表情。


「・・・さま。立花様っ。」

高瀬の声に、現実へと引き戻される。

「お気を強く持ってください。一過性のものです。大丈夫です。」

真剣な高瀬の表情に、弥生は笑みを返す。しかしその表情はどこか強張っている。

「大丈夫です。大丈夫ですから。」

その瞬間、弥生の張り詰めていた糸が切れたかのように、大粒の涙がボロボロとこぼれていく。

「涼介さんが。涼介さんがっ。」

高瀬は弥生の頭を撫でながら、キュッと抱きしめた。

高瀬の腕の中で、弥生はしばらく泣いた。

それを、涼介は黙って見ていた。



「私、涼介さんの着替えを取ってきますね。」

涼介の洋服は怪我を負った際に破れてしまったようだった。その為、着替えが必要だった。

弥生は高瀬が止めるのも聞かず、病院を後にした。

とにかく今自分にできる事をしなければ、そう思い、自分を奮い立たせていた。そうしていないと、泣き続けてしまいそうだと弥生は思っていた。

涼介のマンションに着くと、合鍵を取り出す。

以前涼介が理事長就任前の多忙時に時間を作って温泉旅行に行った、その帰りに渡された鍵だった。

いつでも来て構わない。

そう言ってもらった鍵だったが、そのあと弥生が入院したりして、使ったことがなかった。

「初めて合鍵を使うのが、こんな時なんて…。」

そう言うと鍵穴に鍵を差し込もうとしたその時だった。

男が影から数人飛び出してきて、弥生の腕を掴むと壁に押し付けた。

「オンナ、ここで何をしている?!」

そのうちの1人が弥生に声をかける。

弥生は恐怖で声が出せずにいた。

「なんだ、また、あんたか。」

不意にその場にはふさわしくない間の抜けた声をかけられ視線をそちらに向けると、先程涼介の病室で会った刑事が立っていた。

「おい、離してやれ。その子は関係ない。」

弥生を掴んでいた手が離され、弥生は掴まれていたところをさする。

「何しに来た?ちょろちょろするな。目障りだ。」

「・・・着替えを取りに来ただけです。」

刑事はふーんといった顔で弥生を見下ろす。

「我々も立ち会う。」

「え?」

「証拠隠滅の恐れがあるからな。1人で中には入らせん。」

弥生はその言葉に絶句した。

そして、徐々に怒りがこみ上げてきた。

「私が、涼介さんをあんな目に合わせたって言うんですか?!」

刑事がニヤッとわらう。

「痴情のもつれってやつは、往々にしてあるもんだ。」

弥生はキッと刑事を睨んだ。

刑事も笑いながら弥生の様子を伺っている。しかし、その笑みが突然消えた。

弥生が、涙を溜め、そして一筋流れ落ちた。

「私が涼介さんにあんなことをするわけがないじゃないですか・・・。」

弥生の純真な涙に、刑事はのまれていた。目をそらせずにいた。

はっと弥生は我にかえると、涙をぬぐい、鍵穴に鍵を差し込んだ。

「どうぞ。一緒に入ってください。」

そう言って刑事を招き入れた。







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