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まぬかん(旧名:h4a管理人)

Author:まぬかん(旧名:h4a管理人)
羽交い絞めにしておっぱいを揉む!
そんなシチュエーションが好きな管理人が官能小説を書いてみました。まだまだ拙い文章ですが、みなさんのたくましい妄想力で補ってやってください♪

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すべてではありませんが、一部のお話のリストです。
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妄想彼氏#01~オトコなんてサイテー~

 
 
「いーじゃんか、ヤらせろよ。」

駅にほど近いカラオケボックスの暗がりの個室の中。ブレザー姿の学生が隣に座っている女の子の肩を抱く。

同じブレザーを着たその女の子は笑いながら、肩にある手を剥がす。

「チョーシこいてんじゃないよ。智也のセックス痛いだけじゃん。2度とイヤだ。」

「遥うるせーよ、ヤリマンのくせに。今更かわいこぶってんじゃねえよ。おまえのキャラ考えろよ。」

そう言って遥の肩を掴み、ソファへと押し倒す。

遥の短い制服のスカートがふわりと翻る。

智也はブレザーの中に手を入れ乱暴に遥の胸を揉むと遥は顔をしかめた。

「痛っ。フザケんなっ。ちょっとっやめてよっ」

遥は智也のブレザーの袖を引っ張るが、びくともしない。

「オンナはさ、ちょっと乱暴にされた方が感じるんだろ?」

「はぁ?アンタAVの見過ぎっ。キモっ」

「うるせー口だな」

そう言ってテーブルの上にあったおしぼりを遥の口に詰めると、遥のショーツをズリッと下ろした。

智也の指が遥のワレメをさする。

「なんだ、濡れてねーじゃん。調子悪いオンナだなっ」

---こんなので濡れるワケないじゃんっ。アンタサイテーっ

遥は心の中で叫ぶが当然智也には伝わらない。

「ま、ツバでもつけときゃいいか。」

そう言って指をペロッと舐めると、遥の膣口の周りを一周撫で、すぐさま己の肉棒を遥に挿入する。

---痛いっ。こいつマジムカつくっ。痛いっ。痛…っ。んっ。はぁっ。

智也のブレザーをつかんでいた指の力が徐々に抜けて行く。それを確認した智也が遥の口の中に詰められたおしぼりをとって机に投げる。

「どうよ、俺の。」

智也は得意げになって腰をグリグリと遥に押し付ける。

「サイテー。タンショー智也。」

「んだと?!このブス。泣くまで犯すぞ。」

遥の言葉に怒りを覚えた智也は激しく遥を突き上げる。

「あっ。あっ。」

---めんどくさ。早く終われ、バカ。

遥はそんなことを思いながら感じているフリをする。その方が智也が早くイくからだ。

「遥っ。遥ぁっ。」

---オトコなんてサイテー。








しばらくして遥は店を後にして駅に向かう。

周りを見回し、ふぅとため息をつく。

---なんかムシャクシャする。どいつもこいつもみんなスケベジジィに見える。こういう日は、アレをやるか…。

そう思い駅に向かう足が速くなりかけたその時、なぜだが遥は立ち止まり後ろを振り返る。

そこにはちょうど黒塗りの車から降り立つスーツ姿の男性の姿があった。遥はまだスーツの価値など分からないが、見る人が見れば丁寧な仕上げの上等なスーツであることがわかったはずだ。

「ですが・・・。」

「いいよ、別に。あと一駅だし?たまには電車もいい。」

「しかし!」

「大丈夫だから。工事渋滞なんだからしょうがないよ。じゃあ会議終わった頃に迎えに来て。」

そう言ってスーツ姿の男性は運転手らしき人物に声をかけると、一転して駅へと向かった。

「なに、あれ。別世界ってかんじ。」

見とれている自分に気がついて、バツが悪くなる。

---決めた。今日はアイツにしよう。

そう決心してスーツ姿の男性の後を歩き始めた。

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THEME:18禁・官能小説 | GENRE:アダルト |

妄想彼氏#02~痴漢ごっこ~

 
 
遥は少し距離をとって、男性の後をつけた。

少し離れたところを歩いていても、見失う心配はなかった。

すれ違う女の視線を追えばいい。皆すれ違っただけの男性の後ろ姿を目で追っている。

遥は男性の背中をにらむ。

---どうせアンタも智也と一緒なんでしょ?オトコなんてみんな一緒。ヤることしか考えていないただのケダモノ。

駅のホームに上がり、男性の後ろにつく。そして電車に乗り込むと、男性の斜め前に立つ。

---さっき、一駅分って言っていたから、早めにしかけなきゃ。

痴漢ごっこ。

仲間内で流行っている遊び。

しかし遊びと言ってもかわいいものではない。

痴漢と言われた男性が慌てふためき、怒り狂った後泣き顔になる。そして最後は謝りながら勝手に金を出す。

要は冤罪にユスリなのだが、遥をはじめその仲間内は誰も悪びれた様子はない。これはゲームなのだ、と。ゲームをしてお金もらえるなんてサイコーじゃん、と、その程度にしか思っていなかった。

いつもは仲間と一緒に行動するが、今日は遥1人。しかし遥にはやり遂げる自信があった。

次の駅につく時間を考えながら、いきなり男性の手を掴む。

「痛っ」

---そんな強くつかんでないのに、軟弱なヤツ。

そんなことを思いながら、遥は男性の目を睨む。

「こういうことやめてくださいっ。大人にもなって、恥ずかしいと思わないんですか?」

男性は目を丸くした後、ぶっと吹き出した。

今までの男達とは違う反応に遥は少し戸惑いながらも後には引けないと思い強気に出る。

「なに笑ってるんですか?!ふざけないでください。今私のお尻を触っていたじゃないですかっ。」

男性はおかしくてしょうがないといった面持ちで、笑そうになる口元を必死でおさえているように見える。よく見ると、肩が小刻みに震えている。

「次の駅で降りなさいよっ。駅員さんに警察に突き出してもらうんだからっ」

---ここまでいったら、きっと慌てふためくわよね。ほら、謝りなさいよ。

そう思う遥とは裏腹に、男性は余裕たっぷりの笑みを浮かべ、穏やかな口調で、しかしどこか面白そうに言う。

「いいよ。次で降りよう。まず、駅の事務室に行こうか。」

その余裕たっぷりの様子に、遥はますますイラつくのだった。



次の駅で電車を降り、駅の事務室に行った遥は、少し焦りを感じ始めていた。

---なんなの、こいつ。普通こんなとこまで来ない。気に食わない。

「それで、あなたはこの人に痴漢されたと言うんですね?」

駅員が聞くと、遥はうつむきながら頷く。痴漢をされて傷ついています、といった演技をしている。

遥は黙っていれば清楚なお嬢様風に見えなくもない風貌をしている。そして本人もそれを自覚しており、こういった時には思いっきりお嬢様を演じることにしている。

「それで、どこをどんな風に触られたの?え、と、これは調書を作るために必要なので聞いてるんだから。思い出させるようで悪いんだけど、教えてくれるかな?」

遥のしおらしい様子に騙されている駅員は、遥に優しい声をかけながら調書を取ろうとしている。

「電車に乗っていたら…。この人がお尻を触ってきて。手で振り払ったら、今度はスカートの中に手を入れてきて…。その…。お尻を揉まれて…。」

駅員がなんてやつだ!と言わんばかりに男性の顔を睨む。

しかし男性の顔から笑みは消えない。

「…それで、この人の腕を掴んだんです。」

遥が男性を指差す。

「どちらの腕を掴んだの?」

駅員が聞くと、遥は「左腕です!」とハッキリ答えた。

男性がその瞬間、もう堪えきれないといった様子で、声をあげて笑い出した。

「ちょっとアンタ、不謹慎ですよっ。」

駅員が男性をたしなめると、男性は右手で前髪をかきあげながら遥に向かって声をかける。

「チェックメイトだ。残念だったね、おじょーさん。」

事態が飲み込めず、遥と駅員はポカーンとする。

男性は思い出したかのように再び笑い出した。

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妄想彼氏#03~私を買わない?~

 
 

「ハ、ハラ痛い…。」

男性は笑いながら右手でお腹をさすっている。

「な、なんだね、君はっ。痴漢をしておいてその態度はなんなんだっ?!」

駅員が我にかえり、男性に向かって怒りをぶつけると、男性は少し涙が滲んだ目を駅員に向け口をひらく。

「無理なんですよ。」

「は?」

「だから、俺の手では痴漢なんて無理なんですよ。」

そう言って左腕の袖をめくると、そこには大きな傷跡があった。

「怪我をして、リハビリをサボっていたので、あまり動かないんですよ。俺の指。どうやって痴漢できたのか、俺が教えてほしいぐらい。」

遥と駅員はその傷跡に目が釘付けになる。

男性は笑いながら袖をもとに戻す。

「さて、おじょーさん。ゆっくり話をしようか?」

男性は脚を組み、肘掛に腕を預ける。ゆったりとしたその挙動が育ちの良さと度量を伺わせる。その様子を見て、遥は完全に敗北を悟った。

「勘違い…だったみたいです…。」

男性はニコッと笑う。

「"ごめんなさい"は?」

小首を傾げ指を自分の顎にあて、遥の顔を覗き込むように見る男性の顔は、どこか楽しげで、遥の神経を逆撫でする。

「ごめんなさ…。」

男性はニヤッと笑うと、うつむいている遥の頭をポンポンと二回ほど軽く叩き、席を立った。

---悔しい。悔しい!

遥は少し遅れて男性の後を追った。

駅の階段を上がったところで男性の後ろ姿を発見し、前に回り込んだ。

「おっ。まだ何か用?詐欺師のおじょーさん。」

「詐欺師じゃないもん。」

男性は左手をスラックスのポケットに入れたまま、遥を見下ろしている。

「じゅうぶん詐欺師だよ。もうやめな。こんなこと。いつか痛い目にあうよ。」

遥は男性をキッと睨む。

「何よ、いい人ぶっちゃって。」

男性は愉快そうに黙って遥をみている。

「オトコなんてヤることしか考えていないくせにっ。オンナの躯を見て妄想しかしていないくせにっ。」

男性が握った手を口にあてて、ぷっと吹き出す。その様子を見て遥はますますボルテージが上がる。

「アンタだって同じでしょ?!そうだ、おじさん、私を買わない?」

仁王立ちになり腰に手をあてながら、遥は言った。

冷たい風が吹き、遥のスカートをはためかせた。

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妄想彼氏#04~妄想彼氏~

 
 
「おじ・・」

おじさんと呼ばれたことがショックだったようで、男性の顔が笑みから困惑の表情に変わる。

「私フェラもうまいって言われるし、いい買い物だと思うよ?どう?おじさん。」

男性はため息をつき、遥に向かう。

「おじさんって…。まあ、いいや。君、高校生だろ?」

「高2だけど?だったら何?」

「まだ高校生なんだからさ、もう少し自分を大切にしなよ。ってまあ自分もあまり説教できるような高校時代じゃなかったけどね。」

そう言って笑う男性が、遥は少しだけ可愛く思えた。

「いいじゃん。えっちしようよ。」

あけすけに言う遥に向かって、男性は笑いながらたしなめる。

「そういうことは、それこそ妄想だけにしておきなよ。」

その男性の言い方に、遥は少し口を尖らす。

「オトコなんてみんなヤることしか考えてないじゃん。」

男性は柔らかい笑みを浮かべる。

「そんなことないよ。」

「そんなことあるよ。少なくとも私の彼氏はみんなそうだった。」

遥が不服そうに言うと、男性は右手で遥の頭を撫でる。

「それは本当の意味での彼氏じゃなかったんじゃないのかな?」

その手を遥は振り払い、男性に食ってかかる。

「じゃあ違うって言うんだったら、おじさんが彼氏になってよ。オトコはそうじゃないってところをみせてよ。」

男性は少し困った顔をした後、払われた手を遥の前にすっと差し出す。

「携帯。だして。」

遥は不審に思いながらも、言われたとおり携帯を渡す。

男性がなにか操作した後、遥に携帯を返した。

アドレス帳が開いていた。

そこには「妄想彼氏」とあり、電話番号とメールアドレスが入力してあった。

遥は顔をあげ、男性の顔をみる。

男性は柔らかい笑顔で遥をみている。

「きみが本当の恋に出会うまで、君の妄想上の彼氏になってあげる。さびしくなったら連絡してくるといい。」

「おじさんのことはなんてよべばいいの?」

携帯をしまいながら遥が聞くと、男性は意外そうな顔をする。

「なんで?」

「なんでって。名前ないと、よびずらいじゃん。」

「・・・。好きな名前でよんでいいよ。」

---なに、それ。まあいいか。

「じゃあ、達也、で。」

男性はニコッと笑う。

「りょーかい。今日から達也、な。じゃあな、南ちゃん。」

「は?」

「達也といったら南ちゃんだろ?」

「・・・全然わからないんだけど。やっぱおっさんじゃん。」

遥は笑いながら言う。

「うん。」

おっさん呼ばわりされたにもかかわらず、急に男性がうなづいたので遥は不思議そうに男性をみる。

「南ちゃんは笑った方が断然かわいいね。」

面と向かって可愛いといわれ、遥は少し赤くなる。

「なにいってんのっ。それに私、南じゃないしっ。遥よっ。」

「はる・・か、か。いい名前だね。」

男性は何かを思い出したかのように、時計を見た。

「ごめん。そろそろいかないと。またね、遥。」

爽やかな笑顔を見せ、男性・・・達也は立ち去った。

「変なヤツ。」

そう言って手元の携帯を見る。

---妄想彼氏、か。

遥はふふっと笑うと携帯をしまい、駅に向かって歩き始めた。





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妄想彼氏#05~あいつを困らせたい~






「遥、最近なんかあった?超機嫌いいじゃん。」

遥のクラスメイトの恵が声をかけてきた。

遙は意味ありげな笑みを浮かべていると、恵はさらに聞いてくる。

「ちょっとー。超意味深なんだけど。教えなさいよ」

遥はふふふと笑ってそれ以上語らない。

ーーー教えない。だって、私の妄想上の彼氏だもの。


あの後、試しにメールを送ってみた。きっとあの場をやり過ごすための適当なメールアドレスだろうと思ってメールを送ったのだが、意に反してメールが返ってきた。

ーーーおどろいたなぁ。本当にメールが返ってくるとは思わなかったんだもん。

遥は再びふふふっっと笑う。
それをみて恵も再び怪訝な顔をする。

なんだかんだ言って、メールのやりとりを楽しみににしている自分がいることを、遥は気がついていなかった。



学校が終わり、いつものように仲間と連れ立って渋谷をうろつく。

特に目的があるわけでもなく、ただダラダラとお店をまわっている。

その時、車の後部座席から降りる達也の姿が目に入った。

「あ・・・・」

声をかけようと、すこし手を挙げる。

達也も気がついたようで、視線が合う。

遥が口を開きかけたその時、達也はふいっと視線をそらした。

ーーーどういうこと?

遥は驚き、その場に立ち止まる。

ーーーなによっ。外であったときは無視なの?!


達也はそのまま車の反対側にまわり、ドアを開けると、中から女性が降りてきた。
達也はその女性の手を取り、女性に向かって微笑みかけている。

少し歳が離れているようにも見えるが、2人がいい関係であることは、遥の目にもわかった。

ーーーそう、そういうこと。わかったわよ。

遥は携帯を取り出し、猛スピードで打ち込む。送信ボタンを押した後、達也に向かってアカンベーをする。

それに気がついた達也は目を丸くしてその場に立ち止まっている。
まるでわけがわからない、といった表情に、遥はさらにイラつく。

その時、遥の携帯にメールが届いた。

そして間髪入れず、着信が入る。

反射的に液晶画面を見ると、そこには『妄想彼氏』の文字が表示されている。

しかし目の前の達也は電話をかけているようには見えない。

ーーーあいつ、私の携番、流しやがった!

達也をにらみながら携帯に出る。

「なんだよ、このメール。「どうぞお幸せに」って、わけわかんないんだけど。」

今度は遥が目を丸くする番だった。

ーーーなんで?電話をかけているようには見えないのに。

「な…んで?電話なんてしてないのに…。」

遥が小さくつぶやくと、電話の向こう側でクスッと笑う声が聞こえた。

「あぁ、そういうことか。今俺にそっくりなやつがいたんだね?。女連れで。で、無視されたと思ったわけね。」

話終わった後、送話口を抑えていると思われるが、それでもくっくっという愉快そうに笑う声が聞こえる。

「大丈夫だよ。俺は君を裏切らない。だから焦らなくていいから、本当の彼氏をさがすんだ。いいね?」

そう言って自分を諭す大人の余裕みたいなものを感じ、遥は携帯を睨みつける。

この余裕ぶっている大人を困らせたい、と、遥は思う。でも、具体的にどうすればこの余裕のある笑みしか見たことのないこの男を困らせることができるのか。遥は皆目検討がつかない。

「ね。会いたい。」

遥がそう言うと、達也は諭すように答える。

「妄想彼氏は妄想の中だけだよ。近くにいて触れたら、それはもう妄想じゃない。」


ーーーあぁ、そうくるわけね。

遥はムカッとした。自分の心の奥でチクっとした小さな痛みには気がついていない。

「じゃあ、夜に電話してもいい?」

一瞬の間の後、達也が返事をする。

「いいよ。こっちからかけるよ。何時頃がいい?」

「達也の都合のいい時間でいい。」

「OK。じゃあ、少し遅いんだけど、23時頃でいい?」

「うん。それでいい。」

そう言って遥は電話をきった。

遥にはある計画があった。






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