OOTC#06~インスピレーション6~
「ほら、早く買って来いよ。」
そう言ってお金を差し出す。
受け取ろうと手を出したが、スルリとお金が落ちてしまった。
「わりぃ、拾って。」
先輩にそう言われ、お金を拾おうと腰をかがめた。
「あンっ」
私は思わず膝と手を床についた。
しゃがんだ瞬間、ローターがさらに奥に入り、敏感なところを刺激する。
「あっ。あぁぁっ。」
先輩は私を見下ろしながら笑っているに違いない。
でも、私はまるで犬のように、よつんばいになり、カラダを震わせている。
「汚れんぞ?」
そんなことわかってますってばっ。
でも、そんなことをいう余裕が私には無い。
「しゃーねぇなぁ。ほらよっ」
先輩が私の両腕の二の腕部分を掴むと、無理やり立たせた。
「あンっ」
でも、その瞬間刺激が私を襲い、前のめりに転びそうになる。それを先輩が支え、先輩の胸に飛び込んだ格好になる。
あ・・・。先輩。このままぎゅーってして欲しい・・・
そんなことを思ったのも束の間、私は先輩の手によって無理やり引き剥がされた。
「ほら、いって来い。」
先輩にお金を渡され、私は会議室を後にする。
私の頬には、先程触れた先輩の胸板のぬくもりが残っていた。
エレベーターホールまで誰かに見つかりはしないかとドキドキしながら移動し、エレベーターに乗り込んだ。
一階に降り自販機で先輩のコーヒーを買う。
・・・まずい。またしゃがまないといけない。
ゆっくり、ゆっくり・・・
その時、玄関口から人が歩いてくる気配がした。
私は中腰の姿勢で、その人物をやり過ごすことにした。
と、思ったのに。
「よお、徳井。お前、なにしてんの?」
顔だけを声の人物に向けると、同期入社の菊池くんの笑顔があった。
こんな時に知り合いに会うなんて。大丈夫だよね?音聞こえていないよね??
「コーヒー買ったんだけと、その、き、筋肉痛でかがめなくって。」
私はとっさに嘘をついた。
「だせぇ。ほらよ。」
菊池くんはかがんでコーヒーをとり、私に投げてくれた。それをキャッチしようと脚を踏み出した。
「!!!」
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