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まぬかん(旧名:h4a管理人)

Author:まぬかん(旧名:h4a管理人)
羽交い絞めにしておっぱいを揉む!
そんなシチュエーションが好きな管理人が官能小説を書いてみました。まだまだ拙い文章ですが、みなさんのたくましい妄想力で補ってやってください♪

基本的に平日14時頃に更新します♪
土日は更新したりしなかったり、です。

作品リスト

すべてではありませんが、一部のお話のリストです。
ちょい読みに役に立てばうれしいです♪


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お嬢様の淫事#06~狂愛~

ギシッ

麗香はベッドから起き上がると、浴衣を軽くまとい、携帯を持ってベランダへ出た。

ここは病院近くの安いホテル。

そこに谷田部と共にいた。

先程まで、獣のように、本能のままお互いを求めあった。



「さむ…」

夜の潮風が頬を撫でる。

月明かりが水面に反射してきらきらとひかる。

麗香は携帯の電源を入れ、電話をかけた。

ツーコール程して、高見沢が電話に出た。

「こんな時間にごめんなさいね。佐伯涼介について、調べて欲しいんだけど。特にここ五年間の彼について、なんでも知りたいの。」

「・・・かしこまりました。それで今お嬢様はどちらにいらっしゃるのでしょうか?」

「気にしなくていいわ。それより調べ物の件、よろしくね。」

麗香は携帯を切り、ベッドにもどる。

ベッドには電池がきれたかのように眠っている谷田部がいた。

麗香は谷田部の頭をすっと撫でる。

麗香は谷田部の腕の中にカラダを預けると、そのまま眠りについた。


翌朝、チェックアウトの為にロビーに降りたところ、複数人の男たちに囲まれた。

その男たちの後ろから、高見沢が現れた。

「お迎えにあがりました。お嬢様。」

高見沢がうやうやしく礼をする。

異様な気配を感じ、麗香は眉をひそめる。

「なぜここが?」

「昨晩お嬢様にお電話をいただきましたので。」

ーーーわざわざ発信元を割り出したということ?そこまで?

「迎えなんて頼んでいないわよ」

「お嬢様、我々とお戻りください。事を荒立てるのは本意ではありません。」

そういうと高見沢は谷田部を見た。その視線は冷たく、まるで虫でも見ているかのような目だった。

麗香は谷田部を見ると、一度下を向いてから顔をあげ、きりりとした表情で高見沢に答えた。

「わかったわ。その代わり、この人には危害を加えないで頂戴」

「わかりました。谷田部様には危害を加えないように致します。」

ーーー名前を…。そう。すでに谷田部くんのことは調べてあるのね…

「谷田部くん、ごめんなさい。先に東京へ戻ります。」

「麗香さ…」

麗香の表情のない様子に谷田部はかける言葉をうしなってしまった。

麗香は男たちに誘導されながら車に乗った。

残った谷田部に高見沢が声をかける。

「これ以上お嬢様をあなたのくだらない復讐劇に巻き込まないでください。これは手切れ金です。金輪際お嬢様には近づかないこと。あなたとは生きる世界が違うのです。お嬢様は違う世界で生きているあなたが珍しかっただけで、そこに愛情などありません。」

茫然自失の谷田部に追い打ちをかけるような言葉を吐いた後、谷田部の手に無理やり封筒を握らせた。

屋敷に戻った麗香を、高見沢は地下室へと案内した。

「こんなところへ連れてきて、どうするつもり?」

「お嬢様におかれましては、どうやら再教育が必要なご様子。僭越ながら私めが…」

「そうね。僭越ね。この件に関しては口出し無用よ。」

そういうと麗香は部屋を出て行こうと高見沢の横を通ってドアに向かった。

が、途中で二の腕を掴まれた。

「離しなさい。」

「・・・」

「離しなさい、高見沢。」

「離しません。」

「たか・・・」

「離しませんっ」

麗香が初めて見る、高見沢の感情的な姿だった。

麗香は言葉を失って、高見沢をただただ見た。

高見沢の目は真っ直ぐに麗香を見ている。

「お嬢様は綾小路家の跡を次ぐ者として、しかるべき男性をこの家に迎えなければなりません。それを、あんな、男に…。お嬢様はただ同情しているだけです。憐れみをかけているだけです。あのような者につまづいている場合ではございません。」

「同情じゃないわっ。私は彼が好きなのよっ。」

麗香の二の腕を掴む高見沢の力が強くなる。

怒ったような、悲しいような複雑な表情を浮かべながら、高見沢は何か言いたげに口を開いたまま麗香を見る。

麗香は高見沢の手を二の腕から外そうとしたが、逆に高見沢のくすぶっていた気持ちに火をつけてしまった。

高見沢はさらに強く二の腕を掴むと、そのまま麗香をベッドに押し倒し、自身はその上に覆いかぶさった。

手首を掴みベッドに押し当て、唇を奪う。

「つっ」

高見沢が唇を離す。

高見沢の唇から血がにじむ。

麗香が抵抗し、高見沢の唇を噛んだのだった。

しかしそれがさらに高見沢を逆上させる結果になった。

高見沢は抵抗する麗香の手首をネクタイで縛ると、荒々しくブラウスを引き裂いた。

あたりにボタンが散乱する。

「他の、くだらない男に盗られるぐらいでしたらっ。わたくしがっ。」

ブラジャーを引き上げあらわになった乳房に高見沢が吸いつく。

麗香の肌の感触を確かめるように、頬をつけ、顔をひねりながら乳房を圧迫し、その先端についている突起をクチに含む。

「っ」

麗香は声をあげないように唇を噛みしめる。

そんな麗香に業を煮やした高見沢は、軽く乳首を噛む。

苦痛に歪む麗香の表情に満足すると、クチはさらに下へと移動する。

麗香のスカートを捲り上げると、下着を剥ぎ取りワレメにクチをつけ、舌を往復させる。

クリトリスの周りを舌で一周し、その後は膣口のフチを何度か舐め、中に舌先をいれたかと思うとその状態で舌を左右に揺らす。

くちゃくちゃと舌が這い回る音が静かな室内に響き渡る。

麗香はいつしか抵抗することをやめていた。

カラダを投げ出し、高見沢の好きなようにさせていた。

高見沢がそれに気がついたのは散々しゃぶり倒し、これから挿入しようとした時だった。

麗香は穏やかに天井を見ていた。

「お嬢・・・様?」

「高見沢。ごめんなさい。こんな形でしか、カラダを差し出すことでしかあなたの気持ちには応えられない。私の心は谷田部くんのところにおいてきたの。」

「・・・」

「だから、抜け殻の私でよければ、いくらでも抱きなさい。」

「お嬢様・・・」

麗香は高見沢の襟元を掴むと、グイッと斜めに引き寄せた。

その反動を利用して、起き上がり、高見沢の上にまたがった。

「ほどきなさい。」

麗香は拘束されている手首を高見沢の前に差し出す。

高見沢は素直に麗香の戒めを解いた。

麗香は今まで自分の手首を拘束していたネクタイを、高見沢の手首に巻きつけ、格子状になっているヘッドボードに区切りつけた。

そしてシャツの重なり目に指をかけると、下に一気に引き下ろした。

ブチブチっと糸がはねる音が響く。

麗香ははだけた胸元に手をいれ、布キレと化したシャツを左右に開く。

事態が呑み込めない高見沢は、顔を紅潮させ、期待をしているのか細かく震えている。

「形成逆転ね、高見沢。」

そういうと麗香は妖しく笑った。

麗香の中で、何かのスイッチが入った。

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THEME:18禁・官能小説 | GENRE:アダルト |

お嬢様の淫事#07~えっちスイッチ~


麗香の長くしなやかな指が、高見沢の胸元をくすぐるように撫でていく。

「お・・・じょうさまっ。あっ」

麗香は高見沢の勃っている乳首を指先で弾くと、高見沢の耳元に唇を寄せる。

「高見沢・・・。何を期待しているの?乳首がこんなに勃って…。いやらしいわね。」

乳首を指先でしごきながら、逆の胸に舌を這わせる。

高見沢はそのたびにビクビクと浜に打ち上げられた魚のようにカラダが跳ねる。

「舌を出しなさい。」

麗香は艶やかな微笑みを浮かべながら、高見沢に命令する。

高見沢は逆らう事も忘れ、素直に舌を出す。

麗香は出された舌を曲げた人差し指で軽く持ち上げ、舌の上を親指でなぞる。

ゾクゾクとした痺れのような感覚が高見沢を支配する。

その官能的な痺れは、高見沢の一点に集中し、カラダ中の血が集まったかのようにパンパンに腫れ上がり波打っている。

麗香は高見沢の乳首を舌で弄びながら、唾液でヌルヌルになった手で高見沢の肉棒の裏スジをすっと撫で上げた。

「うっ」

高見沢はにぶい呻き声をあげ、目を固く閉じている。

気を抜くとあっという間にイってしまいそうだった。

麗香はクスクスと笑いながら、高見沢の肉棒を舌で舐め上げた。

自らの唾液をペニスに塗りつけ、ヌメヌメと淫靡に光る肉棒をゆっくりとしごき始めた。

そして尖端のワレメをレロレロと舐める。

「あっ。お嬢様っ。もうっ。んっ」

高見沢はこみ上げてくる昂りを抑えることができなくなった。

疼きは潮(うしお)となり、放出しようとする。

その寸前、麗香はサオをきゅっと強く握る。

高見沢はイカせてもらえず、悶えるようにカラダを震わす。

麗香はそれをもう一度繰り返す。

「おじょう・・・さまっ。お願いですから、もうイカせてください・・・」

息も絶え絶えに高見沢が懇願する。

「どうしようかしら。」

麗香はカリ下の部分をきゅっと握りながら、亀頭部分に舌を這わす。

いきり立ち血管が浮き彫りになった高見沢の肉棒は、麗香の手の中でビクビクと脈動し出口を求めている。

「んんっ・・・・んっ。もう、許してください・・・・麗香・・・お嬢様。」

「ふふふ。許してあげる。私の脚でおイキなさい。」

そういうと麗香は近くにあった椅子を高見沢の足元におき、そこに脚を組んで座った。

組んだ上側の脚の指先で、高見沢の肉棒をなじるように刺激する。

「あぁっ。お嬢様っ。あっ。あぁぁっ。」

高見沢のカラダは大きく跳ね、射精した。

白い液体はあたり一面に飛び散り、白いシミを作っていく。


高見沢の手首の戒めをほどきながら、麗香が上から声をかける。

「高見沢、いいこと。金輪際わたくしに逆らおうなんて思わないことね。あなたに私は乗りこなせなくってよ。」

麗香は近くにあったガウンをまとって、地下室を後にした。





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お嬢様の淫事#08~トリヒキと約束~

「以上が佐伯涼介様に関する報告になります。」

高見沢はここ数日に渡る佐伯涼介に関する調査の報告を行った。

「ありがとう。さがっていいわ。」

高見沢は頭をさげ、部屋から出て行った。

ーーーさて。着地点を探そう。谷田部くんも、佐伯くんも多分お互いを誤解しているんだ。私も含め、三人が幸せになる方法を見つけるんだ。

麗香は密かに、しかし強く決心した。


それから数日後、麗香は研究室にいた。
谷田部の姿は見えず、佐伯だけが実験器具の準備をしていた。

「佐伯くん、私と取引しない?」

佐伯は麗香を一瞥した。

「私がここに来た目的はね、佐伯くんをうちの一族に迎える事なの。」

佐伯の手がとまり、麗香の方を向いて作業台に寄りかかった。
口にはシニカルな笑みが浮かんでいる。

「ふぅん。で?」


「佐伯くんも感じてると思うけど、私たち、まったく合わないのよ。SとSでは、惹かれ合わないのよね。惹かれ合う要素がまったくないのよ。」

佐伯は黙って麗香の次の言葉を待つ。

「佐伯くんが今何を研究しているのかは、何となく検討がついてる。それが完成するまで、ゴタゴタには巻き込まれたくないでしょ?」

佐伯の反応を確かめながら、麗香は話を慎重にすすめる。
これは麗香にとってもカケだった。

「私もね、時間が欲しいの。今ここに来ている事だけが、私に許されるただ一つだけの自由になる時間なの。」

「谷田部、か?」

佐伯は当然のようにその名前を口に出した。

ーーーのってきた。

「そう。私には谷田部くんと過ごすこの時間が必要なの。そこでね、取引なのよ。」

「綾小路グループの一人娘が俺のところにいる事によって俺の能力を探ろうとする人間への牽制となり、お前は俺を取り込む為に俺のそばにいるという大義名分が出来て谷田部と一緒にいれる、ということか。」

麗香は黙ってクビを縦に振った。

そして佐伯の言葉を待った。

佐伯はしばらく考えた後、下を向いて首を横に振った。

「この話はナシだ。そもそも前提が間違っている。それを谷田部が許すはずがない。」

自嘲ぎみ笑う佐伯に麗香は話を続ける。

「知ってたんだ。谷田部くんの事。」

「あぁ。まあ谷田部が俺の前に現れるまでしらなかったがな。あの後アメリカに強制的に留学させられて、知る機会がなかった。日本に帰って来てからの俺はただの道具だった。道具に考えるココロは必要無い。」


どれくらい時が流れただろうか。
時間にしてわずか数秒のことだったかもしれないが麗香には非常に長く感じられた。

喉の奥が干上がったかのようにカラカラする。しかしそんなことはおくびにも出さない。


「解毒剤、のようなものを作っているんでしょ?」

「・・・」

「時間が惜しいでしょう?」

「・・・」

「じゃあ、ダメ押しをするわよ。」

佐伯は一瞬身構える。

研究室のドアが開き、谷田部が部屋に入ってくる。

佐伯は意表をつかれ、ただ谷田部を見る。

「先生の研究を、俺に手伝わせてもらえませんか?」

「な…」

なんで、と、出かかった言葉を飲み込む程、佐伯は動揺していた。

先ほどシニカルな笑みを浮かべて麗香の話を聞いていた佐伯はどこにもいなかった。

「俺、薬学は得意なんです。役にたてると思いますよ。」

「・・・」

「正直言うとね、まだ気持ちの整理はついていないです。あんたの本意にしろそうでしないにしろ、姉さんが今おかれている状況にはかわりがない。
でもね、それだったら前を向け。最善の道を探せって、麗香さんに叱られました。」

「・・・」

「ひとつだけ付け加えるのであれば・・・その血はあんたのせいじゃない。それは、わかります。」


佐伯は二人に背中を向けた。

麗香には佐伯の肩が震えてように見えた。

ーーーこれで佐伯くんは許された。まだ救われたわけではないけれど、許されることはとても大事。佐伯くんは次につながる大きな一歩を踏み出した。次は谷田部くん。谷田部くんが救われる為には、解毒剤の完成が必須。その為には私はどんなことも辞さない。

谷田部が話を続ける。

「そのかわり、先生。完成したらあの日あんたと姉さんの間でなにがあったのか、あんたの口からおしえてくれ。

あんたがなぜ姉さんに刺されたのか、あんたの口から、あんたの言葉でききたい。」

佐伯は眼鏡を外しながら振り向き、谷田部の目をまっすぐに見た。

「約束する。」

佐伯ゼミが、ひとつにまとまった瞬間だった。

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お嬢様の淫事#09~さようなら~


麗香は研究室のシンクで実験器具を洗いながら、後ろから聞こえる声に耳を傾けていた。

谷田部と佐伯が、検証結果について議論している。

以前のようなよそよそしさは全くなくなり、二人とも古い友人のような、遠慮は無用であるといった空気が漂っていた。


研究室に人も増えた。

谷田部が連れてきた岡本は谷田部同様薬学に造詣が深く、研究は一気に進んだ。

完全なものではないが、解毒剤といって差し支えないレベルのものまで出来上がった。

谷田部はそれをもちかえり、姉に投与した。

谷田部によると、今のところ例の"発作"は起きていないらしい。

今はその解毒剤の精度を高めるべく、日々研鑽している。

そこへ、新しいゼミ生が入ってきた。

「はじめまして。立花弥生です。」

完璧な解毒剤を作るためには、そのもととなる佐伯の体質をすべて解析する必要がある。

そこで、佐伯の体液をもとに催淫剤を作成していた。そこに何を加えるとどのような変化がおきるのか検証するためだ。

弥生に催淫剤を投与し、ヨクジョウさせてはその効果を確認する、といった作業が続いた。

思わぬ副作用があり、ゼミ全体で佐伯の別荘にこもることになった。

佐伯のそばにいる時間が増え、谷田部は佐伯の心の奥にある弥生への想いに気がついた。

この頃には谷田部もなぜ佐伯が姉に刺されたのか、見当がついていた。

---佐伯は普段はクールに見えるが、実は臆病で優しい。

   姉が壊れていく様をみて、それが自分の忌まわしい血のせいだとわかって、別れようとしたんだと思う。
   
   だけど、もうその頃は姉は正気ではなく、離れていこうとする佐伯を永遠に自分だけのものにしようと刺してしまったんだろう。
   
   佐伯は十分苦しんだ。もう幸せになってもいいんじゃないか?
   
   でも、俺は・・・・・
   
   

突然の佐伯の祖父の訃報をうけ、佐伯は急遽東京に戻ることになった。

麗香も佐伯の祖父と顔見知りだったらしく、佐伯と共に東京へ戻ることになった。

谷田部は迎えに来たヘリコプターに乗り込む麗香をじっと見つめていた。






数日後、谷田部は姉の入院する病院にいた。

「健ちゃん、荷物まとめてどうするの?」

「転院するんだよ。姉さん。さ、姉さんも準備して。」

谷田部はそう促すと病室を出て、屋上へとあがった。

屋上の手すりに手をかけ、眼下に広がる海を、いや、麗香と共にいた浜辺を見た。

---麗香・・・・

谷田部は麗香と過ごした時間を思い出していた。

利用しようと思って近づいた谷田部の思惑に気づいてなお優しく抱きしめる麗香。

自分の想いをうけとめ、自分の悲しみをやさしく包んでくれた麗香。

自分の腕の中で「麗香って呼んで」とかわいくお願いした麗香。

献身的に研究を支えてくれた麗香。

あらゆるコネと多額の資金をつかって、実験道具、アドバイザーとなる有名な学者、薬品を手に入れる麗香。

---麗香はたぶん俺がついて来いといったら、よろこんですべてを捨てついてくるだろう。

   でも、それじゃダメなんだ。麗香には麗香の生きる世界がある。俺は麗香の前から姿を消すべきなんだ。
   
   
「さようなら、麗香・・・」

空を見上げ、風に乗せるようにそうつぶやいた。





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お嬢様の淫事#10~サイアイ~

バタンッ


屋上のドアが勢いよく開かれた。

谷田部はゆっくりと振り向いた。

そして、そこに仁王立ちになっている人物をみて、目を見開いた。


「れ、いか・・・・」


麗香は目を伏せたまま谷田部のもとへツカツカと歩み寄る。

バチィンッ

麗香の平手が谷田部の頬を叩いた。

谷田部は頬をおさえたまま麗香を見つめる。

「私に黙って、どこに行く気?」

「・・・・」

「なんでついて来いって言ってくれないの?」

「言ったら、ついてくるだろ?すべてを捨てて。俺なんかのために麗香が堕ちる必要はない。」

今度は麗香が黙る番だった。

「身分違いの恋、って、ほんとにあるんだな。」

「・・・・」

「俺なんかのために麗香が人生を棒にふってつきあう必要なんてないんだよ。」

バチンッ

今度は先ほどとは逆の頬に麗香の平手が炸裂した。

麗香の目には涙があふれている。

「身分違い?つきあわせられない?堕ちる?」

麗香はワナワナと体を震わせながら、谷田部に向かって叫ぶように気持ちをぶつけた。

「仮にっ。あなたが下で私が上で、私のことをおとせないって言うんだったら、あなたが私のところまであがってくればいい。それだけじゃないの!

私を好きだと言ったのは、そんなことで諦められるような安っぽい感情だったの?」

谷田部は驚き麗香をみつめている。

麗香は自分を抑えられなくなっていた。

「私は、あながた好き。
 
 それこそすべてを捨ててもいい。
 
 でも、それをあなたが望まないのであれば、私に捨てさせないで。
 
 私のすべてを、あなたのすべてで愛してっ。」
 


どこをどのように動かしたのかもおぼえていない。

谷田部は次の瞬間、麗香を抱き寄せていた。

ただひたすら、固く、強く。

「麗香。麗香・・・」

麗香も動く範囲で手を谷田部の背中へまわす。

「健一・・・」

二人は上半身だけを少しだけ離し、みつめあった。

麗香の涙の跡を指で擦りながら、谷田部は優しい目をして麗香を見る。

「泣かせちゃったね。」

そういうと麗香の唇に唇を重ねる。

麗香は瞳を閉じる。

谷田部の舌が麗香の唇を割って差し込まれる。

「ん・・・・。」

ゆっくりと麗香の舌に自分の舌を絡ませる。

ねっとりとした感触が、お互いの相手を求める心を熱くする。

少しだけ唇を離す。でも舌は離れない。離せない。

お互いの、熱で潤んだ瞳を確認して、再び唇を重ねる。


谷田部は、麗香の背中にある手で麗香の柔尻を撫で回す。

もう片方の手は麗香のブラウスのボタンを器用にあけ、中のふくらみへと伸びている。

谷田部は麗香の首筋から肩甲骨のくぼみにかけて舌を這わす。

「あ・・・ん」

麗香はたまらず甘い声をだす。

谷田部の舌がやがて麗香の胸元に達すると、ブラジャーの上から乳房をまさぐっていた手は、舌をサポートするように布をわけ、こぼれた胸をよせあげる。
その頂上ですでにかたくしこっている乳首を舌先で転がすと、麗香の反応を見る為に視線を上に移す。

麗香は官能に酔いしれるように目を閉じているが、時折谷田部がそこにいることを確認するかのように潤んだ目を開ける。

麗香は谷田部の髪に指を絡ませると、嬉しそうに微笑む。

「健一・・・。好き。大好き・・・」

麗香の幸せそうな顔を確認すると、谷田部の舌はさらに下に降りていく。

麗香と立ち位置を交換すると、麗香を手すりに寄りかからせ片足を持ち上げる。
膝上丈のフレアスカートが、麗香の滑らかな肌を滑るようにめくれていく。

内腿にキスをするたび、麗香の手すりを持つ手に力が入る。

谷田部はおもむろに麗香のワレメを布越しにスッと指でなぞった。

「あっ。」

麗香が反応する。

谷田部は満足気に微笑むと、麗香の下着の両脇にあるリボンをほどいた。

麗香を覆っていたものがなくなると、谷田部は直接ワレメに舌を這わす。

すでに熱い蜜でぐちょぐちょになっているソコを、丹念に舐め上げると、膣の中に舌を出し入れする。

「あ…。け…いち…」

「麗香…」

谷田部は立ち上がると、麗香を抱きしめながら挿入した。

「あぁ…。はぁっ」

ゆっくりと、しかし力強く奥へと進んでいく。

谷田部は麗香の顔を確認した。

麗香の顔はピンク色に染まり、目がトロンとしている。クチは悩まし気に少し開いている。

「挿れている時の麗香、かわいい。」

「ばか…。」

「動かすよ?」

麗香は黙ってクビを縦に振った。

谷田部は麗香を激しく何度も突き上げる。

「あっ。あぁっ。」

「んっ…。麗香っ」

遠くに寄せては返す波の音を聞きながら、気を失ってしまいそうな甘美な感覚に溺れそうになりながら、互いの腕の中にある確かな存在を確かめるように強く、強く抱き合い、二人はひとつになった。






屋上のベンチで寄り添いながら座り、沈む夕日をみながら谷田部は麗香に話しかけた。

「麗香。俺を信じて、待っていてくれる?いや、待っていてくれ。」

真剣な谷田部の表情に、麗香は理由も聞かず、ただうなづいた。

その日を境に、谷田部は麗香の前から姿を消した。






それから10ヶ月後の3月。

自分の部屋にいた麗香は高見沢に声をかけられた。
「旦那様がお呼びです。」

わかったわ、と言って立ち上がる麗香を高見沢は制止した。

「まず、鏡の前におすわりください。」

髪にブラシを入れ、軽く化粧を直される。
不思議そうな顔をしている麗香に、高見沢は鏡ごしに笑顔で「お綺麗です」と言った。

麗香は父親の待つ客間へと送り出された。

高見沢は深々と頭を下げ、麗香を見送った。

客間に入ると、父親と相対して座っているスーツ姿の男性の背中が目に飛び込んできた。

麗香は手を唇にあて、目には涙を浮かべ、ゆっくりとソファーに近づく。

そんな麗香を父親はため息交じりに困った顔で微笑みながらクチを開く。

「麗香。半年ぐらい前から押し掛け秘書をやっている谷田部だ。」

そう紹介された谷田部は立ち上がり麗香の方に振り向いた。
振り向いた顔は、あの優しく笑う谷田部の顔だった。
10ヶ月ぶりに見る彼は、どこか大人びた感じがした。

「麗香と一緒になりたいから、私の下で働かせてくれと言われた時は、本気で殴ろうかと思ったよ。」

「いえ、実際殴られました。」

「そうだったか?まぁ、当然だろう。どこの馬の骨ともわからない男がいきなり娘をくれと言ってきたんだ。ははは。」

谷田部もつられて笑う。

「何二人でわらってるのよっ。私がっ。私がどんな気持ちで待っていたと思ってるのっ」

そんな麗香を父親は優しくなだめる。

「麗香、なんだかんだいっても、私はお前が幸せになるのが一番嬉しいんだ。谷田部は、いや、健一くんは胆力がありアタマもキレる。たった半年間だったが、彼の機転で救われた案件がいくつもある。」

そういうと麗香の父は、谷田部に向かい笑顔を作った。

「健一くん。合格だ。君と麗香の結婚を許そう。コレは気性の激しいところがあるから手を焼くかもしれないが、どうか、幸せにしてやってくれ。」

麗香は涙を目にいっぱいため、なにも言えずその場を見守る。

最後に父親は肩をすくめ、ウインクが崩れた表情を谷田部に向けながら言った。
「実は私も婿なんだよ。綾小路家は女系家族でね。苦労するぞ、健一くん。」

豪快に笑いながら席をたった。
ドアに向かう途中、麗香の肩をポンと叩きながら、やはりうまくできないウィンクをして部屋を出て行った。

部屋に残された二人は、見つめ合った。

谷田部が両手を広げ麗香に向ける。

「お待たせ、麗香。」

麗香は谷田部の胸に飛び込んだ。





おわり

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