蛇の涙#11~遮られる視界~
桃子のキスを受け、リョウは桃子の身体を引き寄せる。
背中に手を回し細い身体をギュッと抱きしめると、そのままベッドの上へと寝かせた。
無言で自分を見上げる桃子の視線が、リョウのココロを貫く。
ーーーそんな目で・・・俺を見るな。俺を哀れんだ目で見るなっ。
リョウは手で桃子の視界を塞ぎ、唇を奪う。
激しく唇を何度も交差させ、舌を絡めあい、吸い上げる。
桃子はリョウの舌の動きに応えようと、舌をできるかぎり伸ばしている。
唇を離し、ふしだらに差し出された桃子の舌の先を舌先でつつき、ねっとりと絡ませ貪るように再び唇をふさぐ。
蛇の毒が舌を伝って注ぎ込むように、なんどもなんども舌を絡ませる。
「桃子、俺が欲しいか?」
リョウは絞り出すようにそう呟くと、桃子が依然視界を閉ざされたままで即答する。
「私はあなたを欲しがらない。欲しがることはない。」
その言葉に、リョウの顔が歪む。
これ以上毒を注ぎ込んだら、目の前のこのオンナは壊れてしまうのではないか?そんな不安が頭をよぎる。
「3日間もあるんだ。ゆっくりたっぷり愉しませてやるよ。」
そういうと、桃子のブラウスの合わせ目に指をかけ、一気に下へと下ろした。
ブチブチっと糸が切れる鈍い音が響く。
絹製の光沢を放つ柔らかい布地が左右に開かれ、そこから現れた白い肌に赤い舌を落とす。
レースに覆われた柔らかなふくらみのその稜線を舌で辿りながら、ゆっくりとその布地を左右へとずらしていく。
「あ・・・。リョ・・・・っ。んっ」
舌先が頂点に触れ、桃子の躯がビクンと大きく震える。
ねっとりと舌を巻きつかせるようにその頂点を嬲りあげ、その先端をつつく。
もう片方の乳房を直に揉み上げ、尖ったその頂点を指で弾く。
桃子の脚があがりリョウの背中に回ると、腰をすりつけるように悩ましく動きはじめた。
めくれたスカートをさらにたくし上げる様に太ももを指でさすりあげる。
リョウはいきり勃った己のモノを、桃子の太ももの内側に押し付けるようにしてこすりあげた。
そしてゆっくりと桃子の中心へと移動させ、すでに蜜が溢れているその穴を布の上から突く。
押し込まれるような感覚と、一向に挿れられることのなもどかしさに、桃子は腰を揺らす。
「俺はあいにく手が塞がっているからな。自分で脱げ。」
桃子の視界を遮るため片手が使えないと主張するリョウに、桃子は羞恥で頬を赤らめる。
脚をあげているこの体勢でショーツを脱ぐということは・・・・
「ほら、ちゃんと見ていてやるから、さっさと脱げ。」
リョウはわかっていてそう言った。
「なんなら脱ぎやすくしてやろうか?」
そういって膝を桃子の尻の下に入れ、ぐいっと桃子の腰を持ち上げる。
桃子の躯がくの字に折れ、脚が大きく開かれる。
桃子の視界が奪われていなければ、おそらく桃子自身もその濡れた己の秘部を覆う布が見えていただろう。
リョウが膝をさらにぐいっと入れ、桃子の躯がさらに高く折られる。
背中はもう半分ほどしかついておらず、腰は高くあがり、太ももにリョウの熱い息が当たる程近づいている。
「いや・・・。はずかし・・・・い。」
ククッとリョウの笑いを噛み殺す声が聞こえて、桃子はカッと顔が赤くなる。なにをいまさら、そう言われているように聞こえた。
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