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まぬかん(旧名:h4a管理人)

Author:まぬかん(旧名:h4a管理人)
羽交い絞めにしておっぱいを揉む!
そんなシチュエーションが好きな管理人が官能小説を書いてみました。まだまだ拙い文章ですが、みなさんのたくましい妄想力で補ってやってください♪

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淫猥病棟#08~狂気~

 
 
透き通るような白い肌。絹のような滑らかな肌にメスを落とす。

途端に鮮やかな赤い液体が、玉のように湧き出す。

コワシタイ。コノママ、オレダケノモノニシタイ。


祐介はガバッと起き上がった。

額からは冷たい汗が吹き出て、頬を伝う。

息は荒く、瞬きを忘れる程、目は見開いている。

「俺は…」

額に手をあて、うつむく。




いやな夢を洗い流すように、祐介はシャワーを浴びていた。

均整の取れた、しなやかなカラダにシャワーの水が幾重にも線を作る。

前髪をかきあげると、キュッとシャワーのコックを閉めた。


春奈用の鍵をテーブルの上に置き、春奈を残したまま部屋を出る。

愛車、と言うにはだいぶ無頓着に使っている車を駆り、病院へと向かう。

誰にも見咎められず、弥生の個室に入った祐介は、弥生の傍にある椅子に腰掛けた。


しばらく弥生の顔を見ていると、ドアを叩く音がする。

「どうぞ」

そう言って祐介が席を立つと、涼介がドアから入ってきた。

涼介はすこし驚いて祐介に声をかけた。

「あ、兄貴。」

「よお、元気か。りじちょー」

自分の心を悟られまいとしてか、努めて明るく言葉を返した。

それにつられて涼介は少し笑顔になる。

「りじちょーはやめてくれよ。ただの事務的な肩書きだ。それより、弥生の具合、どう?」

祐介は弥生をチラッと見ると、クチを開いた。

「薬が効いてるみたいで、よく寝てるよ。ちょっとハードな手術だったからね。寝ていられるときは寝かせてやってくれ。」

「わかった。」

「それにしても、前兆はあっただろうに。責めるつもりはないが、お前、もう少し弥生ちゃんの事、気にかけてやれよ。あと数時間遅かったら、手遅れになっているところだったんだぞ。」

祐介は、『俺なら』という言葉を呑み込んだ。

「反省してるよ。ちょうど理事長就任関連でバタバタしていた時期だったからな。ほんと、反省してる。」

「お前が素直だと、ほんと、気持ち悪い。」

陳腐な捨て台詞を残して、祐介は部屋を出た。

今は涼介と弥生を同時に視界にいれたくなかった。

---わかってる。この感情は。ただの嫉妬だ。

「こら。祐介先生っ。私服で病棟をウロウロしないでください?」

振り向くとそこには看護師長の福田がいた。口調とは裏腹に、顔は全然起こっていない。

「あ、すみません。着替えてきます。」

福田はニコッと笑って、祐介を見送った。




その日の夜、祐介は弥生の病室にいた。最近はここで休憩をとることが日課になっていた。

「ん…」

弥生がうめき声をあげ、祐介はハッと顔をあげ、弥生を見守る。

やがてうっすらと弥生の目があく。

「祐介さん?」

---あぁ、この子はちゃんと俺のことを見てくれる。

「痛い?」

「ん…。少し。ついてくださってたんですか?ありがとうございます…」

弥生は力なく笑った。

祐介は胸が締め付けられたようになる。

「弥生ちゃん。痛みってのはカラダからのシグナルなんだから、ガマンしちゃダメだよ。」

「ごめんなさい…」

---違うよ弥生ちゃん。謝って欲しいわけじゃないんだ。ただ、君が大切なだけなんだ。

「うん。わかればよろしい。」

祐介はワザとおどけて言う。

弥生はふふふ、と笑おうとしたが、腹が引きつれて痛く、笑えなかった。



一方、目を覚ました春奈は、しばらくボーッとしていたが、やっと自分が今おかれている状況を把握した。

「ヤるだけヤったら、何も言わず病院に行っちゃったんだ…」

軽くムッとしながら、立ち上がり、水を飲もうとキッチンへ向かう。

その途中、テーブルの上にある鍵が目に入った。鍵の下にはオートロックの暗証番号と、祐介のものと思われる携帯番号・メールアドレスが書いてあった。

「カラダだけの契約、か。」

春奈はその紙をキュッと握りしめた。

---それにしても…祐介先生って、どんだけバック好き?あ、そうじゃなかったときもあったっけ?でも、駅弁状態でしがみついてる私の背中を鏡でうつしていたっけ。・・・背中フェチ?まさかね。


春奈は少し笑いながら身支度を整えると部屋を後にした。
 
 
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