Mottoえろかわ!!#02~潤んだ瞳と、淫靡な願い~
———なんなのよ。もうっ。
クミは先程のはじめの態度を思い出し、鼻息を荒くしながら電車に乗っていた。
———せっかく私が童貞をもらってあげるって言ってるのに、なにが不満なのよっ。
夕方の帰宅ラッシュ時の混雑の中で、ふと顔を上げると、すこし離れたところにはじめの姿を見つける。
クミの視線に気がついたのか、はじめが顔をあげると目があった。しかしはじめは体をすこし捻るようにして、視線を再び手元に落とす。クミの位置からは見えなかったが、本か携帯か、手元にある何かを見ているようだった。
———うわっ。なにそれっ。何よっ。そんなに私、魅力ないの?
その時クミの尻に何かが触れる。最初は気がつかなかったクミだが、やがてその触れたものが、意思を持ってクミの尻をまさぐり始めると、クミも流石に気がついた。
———痴漢!
痴漢の指は遠慮なしにクミのスカートを捲り上げ、その下の薄い布の中へと差し込まれる。
———ほらね。はじめちゃん。私の魅力に参って、ムラムラするのよ、オトコって奴は!
そんなことを考えていた為、クミの抵抗が遅れる。痴漢はクミが受け入れたと思ってその動きをさらにエスカレートさせる。
「キミ、見かけ通りエロいね。そんなキミに、いいものをプレゼントしてあげる。」
耳元でそう囁かれ、クミはハッとなった。痴漢の指が、クミの膣に何かを埋め込んだ。
男性の親指の第一関節ぐらいあるその物体は、やがて細かな振動を発生させる。
「やっ。あぁっ。」
声が出そうになり、痴漢がクミのクチを塞ぐ。
「気持ちいいかい?落ちないようにちゃんと奥まで入れてあげたからね。」
そう言って今度はクミの胸に手をかける。分厚いコートの上からでは不満だったようで、コートのボタンをいくつか開けた後、手を中に突っ込んだ。
カーディガンの下、胸元が大きく開いたブラウスの中に手を入れると、ゆっくりとブラジャーごと胸を揉みあげる。いやでも尖ってくるその突起を確かめるように、時折その頂点を指でこする。
「や…。やだ…っ。」
躯の奥で自分のナカを犯すように動き続ける物体にクミは腰が砕けそうになり、その足元がおぼつかないクミを抱きかかえるようにして胸をまさぐる。
———はじめちゃんっ。このままだと私、電車の中でイかされちゃうよぉっ。
クミははじめを見るが、はじめはクミに対してやや背中を向けている為気がつかない。
痴漢の指が乳首を直接捉え、指先でしごくようにこすりあげる。
———やっ。やぁっ。もうっ。もうダメっ。
その時クミの身体がグイッと何かに引き寄せられる。
驚いたクミは、閉じていた目をゆっくりとあけると、男性のネクタイが目に飛び込んできた。
———このネクタイ!
「うちの生徒にいかがわしいことをするのはやめてください!」
はじめがクミをその胸に抱きかかえていた。
「合意の上だよ。そういうプレイなんだっ。外野は引っ込んでなっ。」
痴漢のオトコも悪びれずドスのきいた声ではじめを脅すように言う。
しかしはじめも一歩もひかない。
「この子はそういう子じゃありません。見た目は派手かもしれないけど、根は素直でいい子なんです!」
はじめの腕の中で、クミは目を丸くした。はじめの口からそんな言葉が出てくるとは思わなかった。
「とにかく、次の駅で降ります。話は降りてからしましょう。」
はじめがそう言うと、オトコも黙って下を向いた。
電車がスピードを落とし、ホームに滑り込んで行く。
「ちょっと。・・・止めてよ。」
クミのナカに埋め込まれたモノはいまだに動き続けていた。オトコはリモコンを手に取ると、電源ボタンの上に指を置いた。
電車が止まりドアが開くと、オトコは電源ボタンから強ボタンへと指をずらし連打する。
「やっ。あぁぁっ。」
クミははじめの腕を掴み、悶絶する。
オトコはクミのナカのローターの出力をあげ、クミが崩れそうになるその隙に、その場を走り去った。
「増野さんっ。増野さんっっ。」
はじめがクミを抱きかかえ、身障者用の大きいトイレに駆け込む。
「増野さんっ。僕は出ていますので、その…。取り出してくださいっっ。」
はじめは真っ赤になり、個室を出て行こうとすると、その袖をクミが掴む。
「待って。はじめちゃん。そばにいて。すぐ、取るから。お願・・・い。」
目が潤み息を荒くして哀願するクミに、はじめはドキッとする。
それと同時に、自分の下半身に血が集中していくのを感じた。
———不謹慎だっ。僕はこんな時にっ。
「では、後ろを向いていますのでっ。」
そう言って後ろをむくはじめの背中を見てクミはすこし微笑んだ後便器に腰をかける。そしてショーツを下ろしその中央へと指を伸ばす。
ローターから伸びている紐を探そうと、指で自分のワレメを往復させるたび、卑猥な水音があたりに響く。
しかし何度指を往復させても、目当てのものは見つからない。
クミは意を決して、指を穴へと差し込んだ。
クチュクチュと音をたてながら指でかき回すが、入り口近くにそれは見つからなかった。
「はじめちゃん・・・」
クミの情けない声に、はじめは思わず振り向き、そして目を見開いて固まる。
片足を便座の上にあげ、大きく脚を開いて秘部をあらわにし、その中央へと指を差し込んで自分を見上げているクミと目が合う。
「とれな・・・いの・・・。」
クミが目の端に涙を浮かべながらはじめに訴えるように言う。
「はじめちゃん・・・。お願い・・・。はじめちゃんが、取って・・・。」
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