ハギレの絢#18~メス猫~
side 仁美
いやらしい。
自分はなんていやらしい女なんだろう。
こんなの私じゃない。そう思っても、彼に躯を擦り付ける私の動きは一向に止まらない。
それどころか、密着する部分を増やし、躯を大きくスライドさせる。
彼の首に腕がかかっているのでさほど下までしゃがむことはできないけど、それでも彼の首を引っ張るようにして躯を低くすると、彼のお腹のあたりから、胸を押し付け上へと伸びをする。
押し付けられた乳房はその形を変え、彼の腹筋から胸筋にかけて舐めるように滑っていく。そしてやや前かがみにさせている彼の顎を挟み込むようにして、その頬を撫でる。
泡にまみれることも厭わずに、彼は顔の向きを何回も変え、柔らかい肉の感触を楽しむように内側から尖らせた唇をあてる。
「あ…ん…。…ぁあっ。はぁんっ。」
躯をくねらせながら甘い声をだす。
まるで盛りのついた猫のようだ。
相手の躯に身を擦り付け、相手を乞うる、淫乱なメス猫。
何度も躯をなすりつけていると、彼がいきなり私の腰を掴んだ。
そして私の躯の向きを、ぐいっと変えて、膝立ちにさせる。彼は首に回されている手と共にしゃがみ、浴室用の小さな椅子に腰掛ける。
「ヒトミちゃん。君にも淫乱なヒトミちゃんの姿、見せてあげるよ。」
そう言って私の腰を引き寄せた。
彼の顎を挟むように乳房がぷるんと揺れ、お腹は彼の胸へと密着する。
目の前でニヤニヤ笑う彼が視線を横に流す。
その視線の先には———壁にある小さな鏡。その中にまるで切り取ったかのように私の顎から下。彼に押し付けるようにして密着している乳房と、腹からお尻にかけてのラインが鏡に映っていた。
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こんにちは。まぬかんです♡
昨日はおやすみしてしまってすみませんでしたっっ
ちょっとバタバタとしてました。ごめんなさい~
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