ハギレの絢#19~蕾~
side 仁美
鏡のなかの女。
しまりのないだらしなく開いた口元。
潤んでいる瞳。
ほんのり紅潮している頬。
そんないやらしい女は、男に躯を差し出すように密着させ、上下に躯を動かしている。
男の肌に密着しているところは細かい泡がたち、それがピンク色に染まった突起にベールをかける。
「は…あっ。…あ…。」
鏡の中の女は躯を仰け反らせるようにして弓なりになり、その突起の先端だけを男の肌につけるようにして躯をくねらすと、再び抱きつくようにして胸を押し当てた。
「はぁぁっ。…んはぁっ。」
男の指が背中をなぞる。
女はその動きを追うように背中を仰け反らせた。男の指はさらに下へと滑り、双丘のその窪みを撫で、すぼまりの上でピタリと止まる。
「そ…そこは…。」
鏡の中の女は恥じらうように尻を揺らしている。
「ここは、使ったこと、ある?」
男は蕾の上を泡のついた指ですっと撫で、目の前にさらされている女の乳首を口で挟んだ。
「あぁっ。」
舌先で乳首を転がされ、その動きと同調するように指が動かされる。
「はっ。あぁっ」
男が乳首を甘噛みした瞬間、蕾に指がヌルッと挿れられた。
「いやぁっ。はっ。…あァっ。」
乳首に歯が当てられたまま、その先端を舌で激しくなぶられる。
それと同時に、挿し込まれた指が更に奥へとはいり、私の躯を内側から愛撫する。
その快楽に気が遠くなりそうで。
私は焦点の合わない目で鏡の中の女を見ると、女も私を見ていた。
やっぱりいやらしい蕩けた顔をして。
するとクスッと男が笑った気がした。
「ヒトミちゃん。鏡の中の自分を見て、どう?」
「……え?」
そこで焦点があった。
鏡の中の女も、驚いた顔をして自分を見ている。
「おしりの孔いじられて蕩けちゃってるヒトミちゃん、かわいいねぇ。」
男は…目の前にいる彼は、そう言って私の乳房にむしゃぶりついた。
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