【妄想彼氏番外編】ヨコシマな願いは叶わない #09

※ランキングサイトへのリンクは、本文のバナーのリンクと同じ設定にしてあります。（まぬかんにポイントがつきます）
まぬかんにポイントをつけたくない方（T_T)はクリックしないでください。
※基本的に１時間に１回ランキングが更新されますが、たまにカウントされない時があります（5/6なんてほぼ皆無・・・）カウント数はあくまでも目安で見てください♪
※スマホと携帯電話のアクセスが抜けていることが5/11に発覚しました。解析対象にしましたが、その影響でランキングがうまく集計（集約）されていない現象がおきています。次に集計するタイミングで直るはずです。（もう２時間以上再集計の結果がきていませんけど・・・アクセスあるのに）

FC2拍手ランキング

拍手ありがとうございます～♪

まぬかんへ・・・

まぬかんへまぬかんへメッセージが遅れます。感想・リクエスト・イラスト等、ぜひぜひください♪ 感想・リクエストはコメントからでも投稿可能です♪ 泣いてしまうので、誹謗中傷はご遠慮ください。お気軽にどうぞ～

まぬかんへの連絡用としてお使いください。

イラスト等を送ってくださるかたは、下記メールフォームからどうぞ。

⇒イラストはこちらのメールフォームから

「……で、うちの娘に何をしたの？」

遥の家の玄関先で、母親の真智子が仁王立ちになって祐介に相対している。

「いや、何もしてないです……。っていうか、真智子先生、怖いんですけど。」

真智子は祐介が高校の時の"保健の先生"だった。祐介のハジメテの相手であり、また、祐介の帝王の血によって操られた最初の人間である。
それが免疫効果を生み、遥には祐介の血に耐性がある。

「遥が家に帰ってくるなり、部屋に閉じこもってでてこないのだけど。」

"あなたのせいでしょう？"

言外にそれがビシビシと伝わってきて、祐介は苦笑するしかなかった。その通りなのだから仕方がない。

「遥と話がしたいんですけど。」

真智子は祐介の顔をちらっとみると、何もいわず奥へと引っ込んだ。
祐介が呆気にとられていると、コートとカバンを持って再び玄関に出てきた。

「真智子先生？」

「表の車、祐介くんの車よね？」

「そうですけど？」

「鍵。」

「は？」

「かーぎ。鍵をよこしなさい。」

祐介は訳も分からず言われたとおり車のキーを真知子に渡した。

「海が見たくなったからちょっとドライブしてくる。明日の夜まで戻らないから。」

「え？！」

「祐介くん。鍵のかわりにこれあげる。」

祐介の手のひらにポンっと小さな包みが置かれた。四辺がギザギザの、独特の形状。

「真智子先生。先生ってこういうキャラでしたっけ？」

渡された包みをポケットにしまいながら祐介は真智子に聞いた。

「私は元保健の先生よ。こういうことは勉強よりも大切なことだし、ちゃんと教えるべきだって思ってたのよ。」

じゃあね、と言って真智子は部屋を出て行った。

遥の家は母子家庭だ。
もう家には遥しかいない。

靴を脱ぎ、家へと上がる。
そして遥の部屋のドアの前まで来ると、そっとノックした。

↓よろしければ、１日１回、愛のクリックをお願いします♪更新の励みになります♪

関連記事

←お礼ページ始めました♪

FC2ブログランキングに参加しています
よかったら「つん」ってしてね♪

にほんブログ村ランキング(愛欲小説)にも参加
しています。押してもらえると小躍りします♪♪

人気ブログランキング（官能小説）に復帰でき
ました♪押してもらえると跳ねて喜びます♪♪

官能小説.comのランキングに参加してみました♪
よかったらこちらもクリックしてみてください♪♪

官能文書わーるどのランキングに参加してみました♪
よかったらこちらもクリックしてみてください♪♪

いつも応援してくださってありがとうございます！！みんな優しくって大好きですっ

ささやかなお願い：

当ブログには「inポイントを稼ぐための騙しリンク」や「PVを稼ぐための意味の無い大量の空白行」はありません。
皆さんの愛（クリックや閲覧）だけで成り立っています。もし「しょうがねぇな、少しは応援してやるか」という気持ちになられましたら、バンバンクリックしていただけると泣いて喜びます。

妄想彼氏番外編ーヨコシマな願いは叶わない - 関連記事