お嬢様の淫事#02~課外授業~
翌日、麗香は大学に迎えに来た車を断り、街中をブラブラしていた。
「帰りたくない…」
帰れば高見沢の"修業"が待っている。負けたと思われるのはシャクだけれども、それでも嫌だった。
家とは逆方向の電車に乗った。
しばらくすると、麗香の背後に男が立った。麗香はぼぅっとして気がつかない。
「寄り道とはいただけませんね。麗香お嬢様。」
「高見沢?!」
振り返ろうとした麗香を高見沢は羽交い締めにした。
「本日は課外授業としましょうか。」
そういうと麗香の胸を揉み、内腿を弄った。
「本日は男性の劣情を煽る感じ方と、悦ばせ方です。」
高見沢が指を弾くと、周りにいた男達が一斉に麗香に向く。
「な、何?」
「この車両は貸し切らせていただきました。ここに乗っている者たちは、すべてお嬢様の練習相手となります。
どうぞ、ご存分に。あ、ただし、本番行為は禁止とします。借り物ですので。」
高見沢が麗香から離れると同時に、男達が麗香に群がる。
「ちょっ。おやめなさいっ。あっ。」
あっという間に麗香の手首は拘束され、カラダ中を男達の手で撫で回される。
「あっ。どこをっ触るのっ。いやぁっ。」
「いやっていったって、しっかり感じてるんだろ?お嬢さん」
男が麗香の股間に指をたてる。
そのまま指を押すと、ショーツにシミが広がった。
「ほれ、グショグショじゃねぇか。」
「そんなこと…ないっ」
「ふーん。そうかい?」
男は周りの男達に合図すると、麗香の脚が持ち上がり、股間があらわになる。
「やっ。何をっ」
「たしかめてあげますよ。お嬢さんのおま◯こ」
男はそういうと麗香のショーツに手をかけた。
他の男達が脱がすのを手伝う。
麗香の割れ目は男達の前にさらされた。
「お嬢さん、使い込んでないかわいい色してますねえ。」
男はヒダを指でもてあそび、ニヤニヤと下卑た笑を浮かべながらそう言った。
他の男達も、麗香の上等そうなブラウスをもみくちゃにしながら胸をまさぐる。
「たっ高見沢っ」
麗香の視界に高見沢の顔が入った。
麗香の中で、何かが弾けた。
「・・・」
「お嬢さん?」
「離しなさい。」
「え?」
「その手を、お離しなさい。」
麗香の迫力に押され、男達は麗香を下ろした。
「はぁ、失敗ですね。完全に男達がのまれてしまいました。さすが、私のお嬢様…」
高見沢の元に麗香は歩み寄ると、平手で高見沢の頬をはたいた。
「帰ります。手配なさい。」
それからも麗香への修業は続いた。
麗香はそれを淡々とこなしていった。
そして、大学編入の日を迎えた。
いつも通りの朝。
大きなダイニングに親子が離れて食事を摂る。
「麗香。今日から佐伯会の次男坊のところだったな。」
父親が麗香に向かって楽しそうに話しかける。
「次男坊は我が綾小路グループにふさわしい器量の持ち主だ。お前の婿にして遜色ない。」
麗香は黙って食事をクチに運ぶ。
「婿がダメでも、子種はもらってこい。次男坊に流れている血は、帝王の血だ。虎二郎公の血を色濃く引いているらしい。」
「あなたっ」
母親がたしなめる。
「はは。冗談だ。」
---この人は私がそのために何を強いられたのか、知らないんでしょうね…。私はおじいさまの思惑通りになんか動かないわ。
「ご馳走様。いってまいります。」
こうして一族の期待を背負って、麗香は大学に編入した。
麗香。大学四年の春のことだった。
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