お嬢様の淫事#04~ささやかな反抗~
三人のいびつな関係が、それでも落ち着きを見せた頃。
佐伯が不在の時、谷田部がいきなり麗香に質問してきた。
「麗香さんってさ、佐伯センセと付き合ってんの?」
「は?」
谷田部は麗香の反応をチラチラと見ながら質問する。
「なんでそんなことを聞くの?」
麗香は素っ気なく返事をする。
しかし動揺からか、実験器具を片す手が震える。
---佐伯くんが好きとか嫌いとかじゃなくて、私はなぜだか佐伯くんとは合わない気がする。
佐伯のもとで何ヶ月間か過ごした麗香の答えだった。
親にもそう話したが、耳を傾けてはもらえなかった。他社に貴重なサンプルが渡ったらどうする?と言われた。
---サンプルって、なによ。
黙ってしまった麗香の後ろに谷田部が回り込み、抱きついた。
「なっ」
「麗香さんもあいつの毒にやられちゃったの?」
「毒?」
麗香は振り向き谷田部に聞いた。
---毒って、なによ。
谷田部は麗香の本心を探るように目をそらさず見つめる。
しばらく沈黙が流れたあと、それを破ったのは谷田部の方だった。
「違うんだ。じゃあなんで麗香さんは佐伯センセのこと意識してんの?」
谷田部は笑顔を作りながら聞いて来た。しかし、目が笑っていない、と麗香は思った。
「意識?私が?」
「うん。目で追ってるよね、結構。それと、俺の前だと佐伯先生って呼んでるけど、たまに佐伯くんっていってるよね。」
麗香は話を逸らそうとする。
「谷田部くんこそ、佐伯先生を何かあった?」
谷田部の顔から笑みが消えた。
「なぜ?なぜそう思う?」
冷たい表情で谷田部は問い詰める。
その雰囲気に麗香は思わず後ずさる。
引くことを知らなかった麗香が、始めて物怖じした瞬間だった。
カタン
後ろには作業台があり、もうこれ以上後ろに下がれない。
それでも麗香は精一杯遠ざかろうと、上体を後ろに反らす。
ドンッ
谷田部は麗香の後ろの作業台に右手をつく。
それと逆の脚を前に出し、膝を作業台につける。
麗香は谷田部の顔、特に目から目を逸らせずにいた。
谷田部の目には深く暗い影がおりていた。
その奥に、静かに揺らめく炎を感じた。
触れてはいけないものに触れてしまった罪悪感と後悔が麗香を支配する。
「俺さ…」
谷田部が麗香の唇を奪った。
麗香は突然の事に驚き目を見開くが、なぜか何もできず、ただこぶしを握った手が震えていた。
谷田部の唇が麗香から離れる。
「俺さ、佐伯のすべてを奪いに、いや、壊しに来たんだ。」
「冗だ…」
麗香は出かかった言葉をのみこんだ。
谷田部の突き刺すような目が、その言葉を発する事を許さなかった。
谷田部の手がゆっくりと麗香の頬にかかり、スローモーションのようにゆっくりと麗香に覆いかぶさるように唇を重ねる。
麗香の反らした上体を支える手はプルプルと震える。
谷田部の舌が麗香の唇を舐め、その隙間から口腔内へと侵入する。
「ん・・・」
谷田部は麗香の舌をねっとりと絡めとる。
頬にあてられていた手は麗香の体をつたって下にくだり、仰け反っているため前に突き出している格好になっている胸を触る。
ブラウスの上からゆっくりとその形を確かめるように2、3度撫で回し、きゅっと指に力を入れる。
唇でふさがれた口は声を上げることもかなわず、ただ、カラダだけが跳ねるように反応する。
調教されたカラダは与えられた刺激をすべて拾い、麗香のカラダの芯の部分へ官能の波を届ける。
---私、なんで抵抗しないの?
谷田部が唇を離し、首筋に舌を這わす。
「あぁっ」
そのゾクゾクっとした感触に麗香は思わずあごをあげ、声が漏れる。
谷田部が麗香の後ろにある器具を腕で寄せ、空いたスペースに麗香の上半身を倒した。
麗香のゆるやかに巻いた髪が、作業台の上に広がる。
潤んだ瞳、上気した頬、濡れて艶やかな唇。
谷田部は麗香から目を離すことができない。
「谷田部くん・・・きて・・・。」
麗香はまっすぐと手を差し出し、谷田部を誘う。
谷田部は吸い寄せられるかのように、麗香の襟元へ舌を這わす。
「あ・・・ん・・・」
麗香は抱きしめるように、谷田部の頭に手を回す。
谷田部はもどかしげに麗香のボウタイをほどくと、その下にあるボタンをはずしていく。
やがてあらわれた膨らみに唇をつけると、空いた手を麗香の太ももへと移した。
麗香のタイトスカートを太ももを弄りながら上へと捲り上げる。
太もも丈のノンガーターストッキングを着用していたため、途中から指に吸い付くような肌の感触を楽しみながら、やがて麗香の秘部に指を這わす。
「麗香さん、濡れてる。」
そういいながら、下着越しにワレメをさする。
下着の上からでもぷっくりと膨れたクリトリスが確認できた。
「谷田部くんの、せいよ・・・」
谷田部は顔をあげ、麗香を見た。
そこには妖艶な笑みを浮かべながら唇をなめる麗香がいた。
「麗香さ・・・」
谷田部は麗香の唇を貪りつつ、下着をずり下ろすと、直接クリトリスを指でなじる。
今攻めは谷田部のはずなのだが、谷田部は逆に麗香に攻められている気がしていた。
---だめだ、俺。この人におとされそうだ。
麗香が谷田部を目で追っていたように、谷田部もまた麗香を目で追っていた。
佐伯から麗香を奪うために観察するんだ、と、自分にいいきかせていた。
「谷田部くん、お願い・・・」
谷田部はファスナーをあけ肉棒を取り出すと、麗香の膣口にあてがう。
ゆっくりと麗香の中に挿入する。
根元まで挿入したとき、麗香の肉襞が動き、谷田部の肉棒を刺激する。
「うっ」
ドクンッ
谷田部はあわてて麗香から肉棒を引き抜く。
麗香の膣からは、白い液体がドロドロと流れ落ちている。
---俺、しんじらんねぇ。入れただけで?!中坊か?!
麗香は起き上がると谷田部の前にひざまずき、谷田部の肉棒をなめてきれいにした。
「かわいい。そんなに私の中、気持ちよかった?」
谷田部はカッと赤くなった。
「麗香さん、中に出してごめんっ」
「大丈夫よ。私、ピルのんでるから。」
これが麗香の祖父に対するささやかな反抗だった。
仮に佐伯と交わったとしても、子供を宿すことはない。
麗香から一瞬表情が消えた。
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「麗香さんってさ、佐伯センセと付き合ってんの?」
「は?」
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麗香は素っ気なく返事をする。
しかし動揺からか、実験器具を片す手が震える。
---佐伯くんが好きとか嫌いとかじゃなくて、私はなぜだか佐伯くんとは合わない気がする。
佐伯のもとで何ヶ月間か過ごした麗香の答えだった。
親にもそう話したが、耳を傾けてはもらえなかった。他社に貴重なサンプルが渡ったらどうする?と言われた。
---サンプルって、なによ。
黙ってしまった麗香の後ろに谷田部が回り込み、抱きついた。
「なっ」
「麗香さんもあいつの毒にやられちゃったの?」
「毒?」
麗香は振り向き谷田部に聞いた。
---毒って、なによ。
谷田部は麗香の本心を探るように目をそらさず見つめる。
しばらく沈黙が流れたあと、それを破ったのは谷田部の方だった。
「違うんだ。じゃあなんで麗香さんは佐伯センセのこと意識してんの?」
谷田部は笑顔を作りながら聞いて来た。しかし、目が笑っていない、と麗香は思った。
「意識?私が?」
「うん。目で追ってるよね、結構。それと、俺の前だと佐伯先生って呼んでるけど、たまに佐伯くんっていってるよね。」
麗香は話を逸らそうとする。
「谷田部くんこそ、佐伯先生を何かあった?」
谷田部の顔から笑みが消えた。
「なぜ?なぜそう思う?」
冷たい表情で谷田部は問い詰める。
その雰囲気に麗香は思わず後ずさる。
引くことを知らなかった麗香が、始めて物怖じした瞬間だった。
カタン
後ろには作業台があり、もうこれ以上後ろに下がれない。
それでも麗香は精一杯遠ざかろうと、上体を後ろに反らす。
ドンッ
谷田部は麗香の後ろの作業台に右手をつく。
それと逆の脚を前に出し、膝を作業台につける。
麗香は谷田部の顔、特に目から目を逸らせずにいた。
谷田部の目には深く暗い影がおりていた。
その奥に、静かに揺らめく炎を感じた。
触れてはいけないものに触れてしまった罪悪感と後悔が麗香を支配する。
「俺さ…」
谷田部が麗香の唇を奪った。
麗香は突然の事に驚き目を見開くが、なぜか何もできず、ただこぶしを握った手が震えていた。
谷田部の唇が麗香から離れる。
「俺さ、佐伯のすべてを奪いに、いや、壊しに来たんだ。」
「冗だ…」
麗香は出かかった言葉をのみこんだ。
谷田部の突き刺すような目が、その言葉を発する事を許さなかった。
谷田部の手がゆっくりと麗香の頬にかかり、スローモーションのようにゆっくりと麗香に覆いかぶさるように唇を重ねる。
麗香の反らした上体を支える手はプルプルと震える。
谷田部の舌が麗香の唇を舐め、その隙間から口腔内へと侵入する。
「ん・・・」
谷田部は麗香の舌をねっとりと絡めとる。
頬にあてられていた手は麗香の体をつたって下にくだり、仰け反っているため前に突き出している格好になっている胸を触る。
ブラウスの上からゆっくりとその形を確かめるように2、3度撫で回し、きゅっと指に力を入れる。
唇でふさがれた口は声を上げることもかなわず、ただ、カラダだけが跳ねるように反応する。
調教されたカラダは与えられた刺激をすべて拾い、麗香のカラダの芯の部分へ官能の波を届ける。
---私、なんで抵抗しないの?
谷田部が唇を離し、首筋に舌を這わす。
「あぁっ」
そのゾクゾクっとした感触に麗香は思わずあごをあげ、声が漏れる。
谷田部が麗香の後ろにある器具を腕で寄せ、空いたスペースに麗香の上半身を倒した。
麗香のゆるやかに巻いた髪が、作業台の上に広がる。
潤んだ瞳、上気した頬、濡れて艶やかな唇。
谷田部は麗香から目を離すことができない。
「谷田部くん・・・きて・・・。」
麗香はまっすぐと手を差し出し、谷田部を誘う。
谷田部は吸い寄せられるかのように、麗香の襟元へ舌を這わす。
「あ・・・ん・・・」
麗香は抱きしめるように、谷田部の頭に手を回す。
谷田部はもどかしげに麗香のボウタイをほどくと、その下にあるボタンをはずしていく。
やがてあらわれた膨らみに唇をつけると、空いた手を麗香の太ももへと移した。
麗香のタイトスカートを太ももを弄りながら上へと捲り上げる。
太もも丈のノンガーターストッキングを着用していたため、途中から指に吸い付くような肌の感触を楽しみながら、やがて麗香の秘部に指を這わす。
「麗香さん、濡れてる。」
そういいながら、下着越しにワレメをさする。
下着の上からでもぷっくりと膨れたクリトリスが確認できた。
「谷田部くんの、せいよ・・・」
谷田部は顔をあげ、麗香を見た。
そこには妖艶な笑みを浮かべながら唇をなめる麗香がいた。
「麗香さ・・・」
谷田部は麗香の唇を貪りつつ、下着をずり下ろすと、直接クリトリスを指でなじる。
今攻めは谷田部のはずなのだが、谷田部は逆に麗香に攻められている気がしていた。
---だめだ、俺。この人におとされそうだ。
麗香が谷田部を目で追っていたように、谷田部もまた麗香を目で追っていた。
佐伯から麗香を奪うために観察するんだ、と、自分にいいきかせていた。
「谷田部くん、お願い・・・」
谷田部はファスナーをあけ肉棒を取り出すと、麗香の膣口にあてがう。
ゆっくりと麗香の中に挿入する。
根元まで挿入したとき、麗香の肉襞が動き、谷田部の肉棒を刺激する。
「うっ」
ドクンッ
谷田部はあわてて麗香から肉棒を引き抜く。
麗香の膣からは、白い液体がドロドロと流れ落ちている。
---俺、しんじらんねぇ。入れただけで?!中坊か?!
麗香は起き上がると谷田部の前にひざまずき、谷田部の肉棒をなめてきれいにした。
「かわいい。そんなに私の中、気持ちよかった?」
谷田部はカッと赤くなった。
「麗香さん、中に出してごめんっ」
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