淫罰#03~罰を、躯に。~
私と森先生がこういう関係になったのはつい先日のこと。
必修科目の定期試験で、私はほんの出来心でカンニングをしてしまい、それをちょうど試験官として来ていた森先生に見咎められてしまった。
「後で美術準備室に来なさい。」
森先生はそう小さく耳元で囁くと、カンニングで持ち込んだ小さな紙片を没収し、何事も無かったかのように元に戻っていった。
試験が終わり、私はどんなひどい見返りを求められるんだろう、と不安になりながら、美術準備室のドアを叩いた。
「入りなさい。」
その声に、なぜか私の躯の奥が熱くなり、蜜がとくんと溢れ出た。
ドアを開けようと手を掛けたところで私はそんな自分に驚いた。
なに?なんで?
「早くしなさい」
中から再び声がすると、悶えるように内股をこすり合わせてしまっていた。
はぁっ。なんで躯がこんなに反応してしまっているんだろう。
私は2~3回首を横に振ると、ドアを開けた。
油と、少しかび臭い、陰湿な匂いが鼻をつく。
森先生はその中央あたりに立っていた。
私を見てニヤッと口角を上げると、目の前に一つだけ置かれている椅子の背もたれを少し押し、口を開いた。
「座りなさい。」
再び躯が熱くなるのを必死で隠し、私は椅子へと向かう。
絞首台へ続く階段を昇る咎人のような状況にもかかわらず、何かに期待するかのように心臓は早く打ちつけ、躯は空気がまとわりつき撫で回しているかのような甘美な感触が包んでいる。毛穴がすべて開いているかのように過敏になっている。
椅子までたどり着くと、森先生と目が合った。
森先生は妖艶な笑みを浮かべ、顎で椅子をさすと、私の腰に手を当てた。
「あんっ。」
私は躯をくねらせ、思わず声を漏らしてしまった。
一瞬の沈黙の後、森先生が再び椅子をすすめる。
「とりあえず座りなさい。はなしはそれからです。」
私は言われた通りに椅子に座る。
その時森先生が私の肩を指で軽く叩いた。
たったそれだけなのに、私の躯は恥ずかしいぐらいにビクッと反応した。
そんな私の反応を楽しんでいるのだろうか?
先生の指が、肩の上をピアノでも弾くようにリズミカルに叩きながら移動し、首筋をするっと撫で上げる。
「はァっ」
私は艶っぽい息を漏らしてしまった。
はずかしくて先生の顔が見れないでいた。
「なんであんなことをしたんですか?」
先生の指が首筋を何度もさするたび、私の躯はビクビクと魚のように跳ねている。
「つ…い…。んはっ。出来心…で…。あっ。」
息も絶え絶えに返答する。
「反省の色がありませんねぇ。そんな悪い子には、罰が必要ですね。」
その言葉に、ジュワッとっとワレメが熱くなるのを感じた。
「罰?」
「そう、罰。悪いことをした、と、カラダに覚えこませなければなりません。」
「躯…に…?!」
私の心臓がどくんと大きな音をたてる。
「そう。カラダに。」
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