ショコラティエ#09
唇に柔らかいものが押し当てられている。
それが彼の唇だと気がつくのに、少し時間がかかった。
その隙をついて、唇を割られ、ぬめっとしたものが口の中に侵入してきた。
「ガキかよ。ほら、舌出せよ。」
彼の唇が離れた瞬間、私は口を固く結ぶ。
「ったく、めんどくせぇオンナだな。」
そういうといきなり私のカットソーをたくし上げ、そのカットソーで私の手首を縛った。
「なっ。何するのよっ。」
東さんはにやっと笑う。
「何すると思ってんの?やーらし♡」
むかつ・・・・。
油断した私は、いともあっさり舌の侵入を許し、絡め取られてしまった。
くちゅっという水音が部屋に響く。
口内を余すところなく舐め回し、舌を吸うように絡め取られて、私の頭の奥がジーンと痺れたようになる。
キスがっ。キスがこんなに甘いなんて。
まるでチョコレートのような、甘いキス。でも、ブラックペッパー入りの、ピリッと辛い、甘いだけじゃないチョコレート。甘いチョコレートを期待していると、裏切られた感じのする、危険なチョコレート。
だめっ。抗えない。こんなキス・・・初めて・・・・・っ。
彼の唇が離れ、首筋を伝って下へとおりていく。
彼の指も舌の動きに合わせるように、徐々に下へとおりていき、ブラジャーの上から私の胸を覆うように包み、ゆっくりと揉みしだく。
「ん・・・。はぁ・・・・・。」
甘い吐息が私の口から漏れ、あごをあげさせる。
両手首を拘束されて襲われているはずなのに、なんでこんなに感じちゃうんだろう。
私の戸惑いをあざ笑うかのように、ブラジャーを上へと押し上げ、ぷるんと現れた乳房を脇から持ち上げるように揉み、その頂点に唇がおとされる。
ついばむように乳首を吸われるたび、私の躯が恥ずかしいほど跳ねる。
「や・・・・。あンッ」
そんな私の姿をみて、東さんがくくっと笑っている気がした。
- 関連記事
-
- ショコラティエ#11
- ショコラティエ#10
- ショコラティエ#09
- ショコラティエ#08
- ショコラティエ#07
←お礼ページ始めました♪
FC2ブログランキングに参加しています よかったら「つん」ってしてね♪ |
にほんブログ村ランキング(愛欲小説)にも参加 しています。押してもらえると小躍りします♪♪ |
人気ブログランキング(官能小説)に復帰でき ました♪押してもらえると跳ねて喜びます♪♪ |
官能小説.comのランキングに参加してみました♪ よかったらこちらもクリックしてみてください♪♪ |
官能文書わーるどのランキングに参加してみました♪ よかったらこちらもクリックしてみてください♪♪ |
いつも応援してくださってありがとうございます!!みんな優しくって大好きですっ
ささやかなお願い:
当ブログには「inポイントを稼ぐための騙しリンク」や「PVを稼ぐための意味の無い大量の空白行」はありません。
皆さんの愛(クリックや閲覧)だけで成り立っています。もし「しょうがねぇな、少しは応援してやるか」という気持ちになられましたら、バンバンクリックしていただけると泣いて喜びます。
当ブログには「inポイントを稼ぐための騙しリンク」や「PVを稼ぐための意味の無い大量の空白行」はありません。
皆さんの愛(クリックや閲覧)だけで成り立っています。もし「しょうがねぇな、少しは応援してやるか」という気持ちになられましたら、バンバンクリックしていただけると泣いて喜びます。
ショコラティエ - 関連記事
- ショコラティエ#11(2014.03.08)
- ショコラティエ#10(2014.03.08)
- ショコラティエ#09(2014.03.08)
- ショコラティエ#08(2014.03.08)
- ショコラティエ#07(2014.03.08)