勤労淫乱女子~コンビニのバックヤードで重なる躯#01~
「栄子さん、ペットボトル類、品出ししといて。」
店長にそういわれ、私ははーいと答えると、バックヤードへと入った。
ペットボトルの入ったダンボールを開け、中から取り出し、商品棚に補充していく。
店内のペットボトル売り場とは逆側から、商品を並べるのだが、ここは冷蔵庫も同然の場所なので、寒い。
結婚して3年目、子供はまだいない。主婦業が暇な時間帯に、コンビニでアルバイトをすることにした。平日の昼間はランチ時をのぞけば、のんびりまったりとしている。
優しい店長に楽しい年下のバイトくん達と一緒に仕事すると、自分も若返ったような楽しい気持ちになる。
「栄子さん、終わった?」
店長がバックヤードに入ってきて声をかけてくれた。
「あともう少しで・・・っくしゅんっ。」
私がくしゃみをすると、店長がくすくすと笑い出す。
「栄子さんのくしゃみ、かわいいなぁ。食べてしまいたくなる。」
「もーっ。店長のえっちぃ」
笑いながら商品を補充していく。店長が手伝ってくれたので、思いの外早く作業が終わった。
「寒い寒い。事務所であたたかいお茶でも飲もうか。」
店長は笑顔でそう言うと、ドアレバーに手をかけドアを開け・・・ようとしたところ、顔つきが変わった。
「開かない・・・。」
「えっ?」
店長がドアレバーに両手をかけ、体重をかけてドアをガタガタと揺らしながら押すが、ドアは開かなかった。
「なんで?」
私がそう聞くと、店長は首をひねる。
「わからない。ドアの向こう側に大きな荷物があるとか、つっかえ棒があるとか・・・。そんな感じでビクともしない。」
その言葉に私はワイドショーの映像が脳裏をかすめる。
トイレに入った主婦が、何日もそこに閉じ込められた話。トイレのドアと反対側の壁の間に廊下の幅と同じ長さのモップが挟まったんだっけ。
でもここはお店だし人も来るし、大丈夫!・・・だよね?
そんな私の楽観的観測ははやくも崩れ去った。
飲み物を買う人がいたら、声をかけて店員を呼んでもらおう。
そう思っていたが、この時間帯はただでさえお客さんが少ない時間帯だった。そのため、店内側の扉はなかなか開かれない。
店員は私と店長を除いては今の時間帯は一人しかいない。そのためレジから離れることはない。
「さむ・・・い。」
身体の芯まで冷え切って、涙が出そうなほど心細かった。
だからつい、その提案にのってしまったのだ。そう、2人で抱き合ったらあたたかいよ、という店長のその言葉に。
店長の胸の中にすっぽり収まると、恥ずかしさからかほんのり頬が赤くなる。
私を抱く店長の腕にチカラが入る。
「栄子さん、これはいやらしい気持ちからくる行動ではありませんから。」
そう言って私の顎をくいっと持ち上げる。
「これは生きるためにしょうがなくお互いの体温を分かち合っている、そういう止むを得ない状況からくる行為ですから。」
そう言って私の唇に、店長の唇を押し当てる。
私か唇を少し開くと、そこからぬるりと舌を差し込んできた。
ああ、あたたかい。熱いくらいです。店長の舌が私の口の中を這い回り、暖を分けてくれる。
密着した躯の前半分があたたかい。
「ね、栄子さん。知ってる?こういう時って素肌同士を合わせた方が暖かいんだって。試してみない?」
そう言って店長がユニフォームの前のファスナーを開け、Tシャツを捲り上げる。腹が割れるほどではないが、無駄のない精悍な躯が目の前にあらわれる。
「さ、栄子さんも。」
その言葉に促されるように、私はファスナーに指をかけた。
強めの空調の音しかしない室内に、ジジジとファスナーを下げる音が、やけに響くように感じる。
「僕は下を見ないようにするから。だから恥ずかしがらなくていいからね。」
そう言う店長を目の端でチラッと確認すると、店長はTシャツを胸の上まで捲り上げた状態で、斜め上を見ていた。
私はホッとしてユニフォームの中のカットソーを捲り上げた。
そしてそのまま店長の躯にしがみつくように背中に腕を回す。
店長も腕を私の背中に回し、カットソーの裾から手を滑り込ませてきた。
すでに冷たくなっている指の先が背中を撫でるように上がり、手慣れた手つきでブラジャーのホックを外す。
「素肌同士じゃないと・・・ね。」
そういって身体を少しだけ離し、ホックが外れたブラジャーを胸の上まで寄せあげた。
店長の目に晒される私の白い乳房。
店長の視線を痛いほど感じ、羞恥に震える私の躯。
恥ずかしいと思えば思うほど、尖っていく私の乳首・・・。
「栄子さんの乳首、綺麗なピンク色・・・。」
そのつぶやきにも似た小さな感嘆の声に、躯がかぁっと熱くなる。
「いや・・・。見ない・・で・・・。」
躯を捻り離れようとする私の腕を店長はしっかりと掴む。でも、私も本気で抗うならば、できたはずだ。できたはずなのに・・・。
「ほら、こうすれば見えないから・・・。」
店長が腰を落とし私の乳首を咥える様を、私はただ見ていた。
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こんにちは、まぬかんです。
この「働くオンナ」シリーズは読み切りにするように心がけていたのですが、どうしても長くなってしまいましたので、何回かにわけさせていただきます。
妄想彼氏も終わり、俺様を期待して訪れてくださった方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。
妄想彼氏のあとがきを掲載した後に、俺様の続きをお届けしたいとおもっています。
はい。まだあとがきを書いています。すみません、遅くって・・・。
そのあとがきの中で、先日いただきましたコメントのお返事をかかせていただいています。
「無視かよ」と、お怒りの方がいらっしゃいましたら申し訳ありません~。無視しているわけではないです~っっ
そんな超遅筆なまぬかんですが、今後ともよろしくお願いします。
このブログは、みなさんの愛と妄想力でできています~
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