蛇の涙#07～羽交い締め～

桃子の瞳が、その動揺の大きさを表すように激しく揺り動く。

「な・・にを言ってる・・の？帰って。帰ってよっ！」

桃子が激しく手を振って抵抗する。そんな桃子をあざ笑うかのように、リョウの口角が上がる。


「ああ、帰るよ。・・・あんたを抱いたらな。」

リョウはそう言うと、掴んだ手を引き寄せ、背中から桃子を抱きかかえた。

「や・・・めっ。、あぁっ。」

リョウの手が、淡い色のカットソーの上から桃子の豊満な胸を揉みしだく。

「いや・・・。やめ・・・てっ。あっ。」

リョウのもう片方の手が下に伸び、太ももに触れる。リョウは指を立てて、内腿を上方向へと指をずらしていく。

良く手入れされた爪が太ももに見えない線を幾重も描くたび、桃子の膝はワナワナと震え、その躯は前のめりに倒れそうになる。その度にリョウが桃子の躯を起こし、自分へとよりかからせる。

「桃子。」

耳元でそう囁かれ、桃子がゾクリと躯を震わせる。

———なんで。名前を呼ばれているだけなのに、なんでこんなに躯が熱くなるの？怖い。私が私でなくなってしまいそうで・・・・・怖い。

リョウが耳のひだにそって舌を挿し込むと、桃子の口から熱い息が漏れる。

「やめ・・て。触らないで・・・。」

そう言って躯をひねり、リョウの手から逃れようとするが、無理だった。

リョウは桃子が捻る動作を利用して、さらにコンパクトに桃子を折りたたむように羽交い締めにしていく。

寄せられた乳房のその頂点は互いがつきそうなほど近づき、そこをリョウが片手で愛撫する。そしてもう片方の手を下着の中に滑り込ませ、茂みをならすように指でさする。

そしてゆっくりとその奥へと指を進める。

「だめ、本当に、だめなの・・・っ。あぁっ。だめ、触らないでっ。」

リョウの指がワレメを往復し、その蜜の出処を確かめる。

「桃子のココは、触って欲しいって言って、こんなにヨダレを垂らしているのに？」

指の先を膣口の上で何度か往復させると、第一関節までその穴に埋め込んだ。

桃子の躯が、ビクンビクンと大きく跳ねた。





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