すっぴん代議士と脚フェチSP#09
郵便受けから郵便物を、宅配ボックスから宅配物を取り出しエレベーターに乗り込む。
部屋の前まで送った所で帰ろうとしたが呼び止められた。
「お茶でも飲んで行きなさいよ。」
まだ時間は早いし、問題ないかと思い、部屋に上がる事にした。
意外にもこじんまりとした部屋だった。
「議員宿舎には住まないのか?」
「いやよ。あんな税金の無駄遣いの所なんて。お天道様の下を歩けなくなっちゃうわ。」
そういいながら俺にソファーを勧めお茶をだした。
そして自分もソファーに座る。
二人がけのソファーなので、距離が少し近い。
俺が茶をすすっていると、高階は先ほど下から持ってきた郵便物に手をかける。
大判の封筒の中身を覗き、顔が青ざめる。
「どうした?」
その声にビクッとすると、元の議員センセの顔に戻った。
「嫌になっちゃう。いやがらせよ。」
そういうと封筒の中身をテーブルの上にザザッとだした。
テーブルの上には高階の写真が何枚も散らばる。
しかしその写真はどれも切り刻まれていて、原形をとどめているものはひとつもない。
高階は気を取り直して、今度は宅配物に手をかける。
俺の背中に悪寒がはしる。
「待てっ。それに触るなっ。」
高階から宅配物を取り上げると、中身を確認するために細心の注意を払い、側面に少しだけ切り込みをいれる。
フレーク状の白い物体と液体の入った2つの袋が見えた。
「水と水酸化ナトリウム・・・苛性ソーダだ…。段ボールの蓋が開けられたら袋が持ち上がり、貼り付けてあるカッターの刃で袋が破け、2つの袋の中身がまざると・・・爆発するんだ。」
「え?」
「おまえ、本気で命を狙われはじめたぞ。もうこれは脅しじゃない。相手が本気でお前の命を狙って来ている。」
高階の両腕を掴み、諭すように言う。
「もう、脅しじゃない。脅しじゃないんだ。」
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