すっぴん代議士と脚フェチSP#11
リビングに戻ると、高階が紅茶をいれていた。
「悪いわね。適当に座って。」
さっきの袖口を引っ張った不安そうなオンナはどこに行った?
そう思って憮然としていたが、よく見ると高階の手が細かく震えているように見える。
このオンナは本当に不器用なオンナだ。
「いいから座れよ。」
「今紅茶をいれているから、少し待っていただける?」
二人だけなのに政治家の顔をしているこのオンナが気に入らなくて・・・
俺は高階の腕を掴むと、バスルームに連れて行った。
「ちょっと!何?!」
シャワーの栓を捻り、高階の顔に水を浴びせた。
「きゃっ。何をするのよっ。」
「ひでえ顔。」
「なっ」
平手打ちをくらわそうと挙げた高階の手首を掴み、そのまま唇を奪った。
最初は掴まれた手を振り払おうとしていた抵抗していた腕も、徐々にチカラが抜けていく。
それを確認して、高階の背中に腕をまわし、抱きしめながら唇を割って舌を入れる。
一瞬躊躇した様子を見せたが、応えるように舌を絡めてきた。
冷たいシャワーに打たれながら、俺たちは唇から互いのぬくもりを感じあっていた。
やがてゆっくりと唇を離す。
俺は高階の目を見ながら話しかける。
「化粧をとったお前は、ただの高階ゆう子だ。ただの弱い女だ。」
高階は黙って俺を見ている。
「だから、怖ければ俺を頼れ。不安だったら、俺に側にいて欲しいと言え。俺はすべてのものからお前を護ってやる。」
高階は目を見開いて俺をただ見ている。
「もう一度言う。俺はお前を護る。命にかえても、お前を護りきる。」
「イヤ・・・」
「?」
「命に・・・かえてもなんて、言っちゃ・・・イヤ・・・」
そういうと俺の首に手をまわし、抱きついてきた。
折れてしまいそうな程華奢なカラダを俺は強く、抱きしめる。
「お前の盾になる。だからお前はお前の信念の元に動け。お前は日本を変えたいんだろ?そのために踏ん張って頑張ってるんだろ??」
「うん…。うん。負けない。私…。」
俺たちは見つめ合うと、再び唇を重ねた。
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