淫猥病棟#70～もっと感じて～

　
　
「はぁっ。はあっ。」

祐介は一度唇を離すと、肩で息をした。

そして、春奈の浴衣の合わせ目に、そっと指を入れた。

そのままゆっくりと肩に向かって指をずらす。

上気してほんのりピンク色の春奈のデコルテが目の前にさらされる。

祐介はゆっくりと顔を下げ、首筋から胸元に向かってキスの道を作る。

「はぁ・・・。」

春奈の口から吐息が漏れると、祐介は春奈の顔を見ながら舌で舐め始めた。

鎖骨下、胸の膨らみを確かめるように舌を這わす。

春奈の口からは喘ぎにも似た息が漏れ始め、次第に顎が上がる。

祐介はもう片方の膨らみにそっと手を添えると、ゆっくりと撫でるように手のひら全体で揉んだ。

「はぁっ。」

祐介の手のひらがその頂点をさする度、春奈は熱い息を漏らす。

祐介は春奈の帯を解き引き抜くと、浴衣をゆっくりと左右に開いた。

中からしっとりとした質感の肌が露わになる。

「春奈・・・きれいだ…。」

そう言って祐介は春奈の乳房に吸い付く。

「あふっ。あ・・・ぁっ。」

春奈の反応を確かめながら、祐介は春奈の乳首を舌で転がす。すでに尖って敏感になっているそこは、祐介の舌の動きに合わせ、春奈の中心を揺さぶる。

「あっ。あぁんっ。そんなに…。あんっ。」

乳首の先端をグリグリとねじ込むように舌を尖らせ刺激する。

春奈はたまらず頭を振る。

祐介は上体を起こしお互いの着ているモノをすべて取り除くと、春奈の上に跨り、下から乳房を掴み揉みあげる。

祐介の手のひらの中で、柔らかく形を変えていくふたつの膨らみを祐介は堪能する。

「春奈…。吸い付いて離れないよ…。」

「や…。あ…ん…。」

寄せあげたその頂点をなぶるように舌を動かすと、春奈の躯がビクビクっと震える。

「気持ち、いい？」

祐介が聞くと、春奈は赤くなりながら小さく頷いた。

「うれしい。春奈、もっと感じて。」

そう言うと祐介は身体をずらし、春奈の膝を割らせた。

その間に身体を滑り込ませると、春奈の太ももに舌を這わせる。

祐介の唾液が、太ももをつたう。

その動きを追いかけるように祐介の舌は動き、春奈のワレメをそっとこじ開ける。

祐介が突起を舌でなじると、春奈は腰を浮かしてえびぞりになった。

祐介の舌がワレメの先端から奥まで何度も往復をする度、躯は仰け反り、手足はシーツを掴むようによじれる。

「あ…っ。ンっ。…んあっ。あぁっ。だめっ」


春奈が躯をよじって快感から逃れようとするところを祐介は追いかけて羽交い締めにする。

春奈の乳房を揉みながら背中に唇を這わし、指でワレメを撫でる。

「あっんっ。」

ワレメを往復していた指が、ヌルッと滑り、苦もなく春奈のナカに入り込む。

「あっ。ああっ。」

春奈は顔をベッドにつけるように突っ伏すとシーツを掴み悶えている。

「春奈」

名前を呼びながら、さらに指をもう一本突き立てる。

「はぁっ。んんっ…」

春奈のシーツを掴む手が震えている。

祐介は膣の中で指を交互に動かすと、春奈のシーツを掴む手に力が入る。

春奈のワレメからは蜜がとうとうと流れ出し、内腿を伝いシーツにシミを作る。

「あ…。ん。あ…っ。」

春奈の上半身がベッドに這いつくばる。

尻を上げた格好で、祐介にされるがままになっている。

「春奈。こっち向いて。」

祐介は春奈の上半身を支えると、目の前に膝立ちにさせた。

春奈の手を祐介の肩につかせると、目の前にさらされている乳房をしゃぶりながら、膣に入れた指を上下に動かす。

「あっ。あっ。んっ。あんっ。」

祐介の指の動きに合わせ、春奈の躯も小刻みに上下に揺れる。

ぐっちゅ、ぐっちゅと卑猥な音が、春奈の喘ぎ声と共に祐介の気持ちを高揚させる。


「あっ。だめっ。んっ。イっちゃうっ。イっちゃうっ。あぁっっ。」

春奈は祐介に抱きつくように果てた。

祐介が指を抜くと、春奈は小さく躯を震わせた。

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