淫靡な研究室２番外編２～それぞれの姫はじめ「涼介×弥生」編（前編）～

　
　
「や・・・。」

「いやなの？」

「や・・・じゃない・・・です・・・。」

クスッと涼介さんの笑う声が耳元で聞こえた。

涼介さんは私を腕の中におさめ、私の乳首をコリコリとつまみながら動かしている。

うなだれた私の首筋に、涼介さんの舌が這う。

「だ・・・め・・・。」

「だめなの？」

「だ・・・めじゃ、ない・・・・。」

再び耳元で涼介さんのクスッと笑う声が聞こえる。

はずかしい。完全に涼介さんに遊ばれてる。こんなの、こんなのはずかしいですっ。




今日は１月２日。初詣に行こうと約束していた私たちだったけど、私が少し風邪気味だとわかって、涼介さんは家で大人しくしよう、と、言った。

なので、涼介さんが、私の部屋にいる。

ううん。

私のベッドの上に座っている。

そして、その腕の中にはすっぽりと私が収まっている。


ほんの数分前。

妹の香苗が彼氏の修一くんと初詣に行くというから、それを2人で見送った。

そのあと、私の部屋が見たいという涼介さんを部屋に案内した。

「意外にシンプルな部屋ですね。」

私の部屋に入るなり涼介さんはそう言った。

「そうですか？」

私はちょっと緊張している。

実はこの部屋に男の人を通すのが初めてだからだ。

大学に通うために借りたので、そろそろ満四年を迎える。その間この部屋に上げる人もいなかったわけで・・・。

「弥生？どうした？」

先に部屋に入っていた涼介さんが、私を振り返って見ている。

「あ、いえ。その、私の部屋に男の人を入れるの初めてなので、ちょっと緊張してしまって。」

涼介さんは少し驚いた表情をした後、ニヤリと笑いながら口角を上げた。

「ベッドの上に座ってもいい？」

あぁ、私の部屋は狭いから、ベッドをソファー代わりにするのかな、と、その時は思った。

だから「どうぞ」って軽く答えた。

なのに、涼介さんはベッドに深く腰掛けると、長い脚の間にできたスペースをとんとんと手でたたいて、私に手を差し伸べた。

「弥生。おいで。」

私は顔を真っ赤にしながらも、涼介さんの脚の間にちょこんとすわる。

「もっとくっつきなさい。」

涼介さんはそういうと、私をグイッと引き寄せた。

そして服の上から、ゆっくりと乳房を揉む。

「あ・・・・ん。」

下から持ち上げるように乳房を揉みながら、時折指でその先端をさする。

たったそれだけなのに、もう服の上からでもわかるほど、そこが固く尖っている。

「くすっ。弥生は本当におっぱいが弱いね・・・。」

そういって服の上から乳首を指で弾くと、私の躯は弓なりに仰け反る。

涼介さんが躯を少しずらし、仰け反った私の顎を掴み、唇を塞ぐ。

そして唇を舌で舐め、口内をゆっくりと舐めまわす。

唇を離し、私の目をみると、口を開いた。

「では、この部屋でこういうことをするのも初めて、ですね？」

私はコクンと小さくうなずいた。

「では、やさしくしてあげましょう。弥生のハジメテを貰った時のように。」



続く

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