淫靡な研究室2(完)#27~ヨクジョウ・トワニ~
「でも・・・弥生になら食べられてもいい、かな?」
そう言って涼介は腰をグイっとあげる。
「あぁっ。」
弥生は背中を仰け反らせ、涼介を奥まで迎える。
涼介はくすくす笑う。
「無理ですね。あなたを前にして、いただかないわけにはいきません。」
そう言って弥生を抱き上げるようにして激しく腰を突き上げる。
涼介の腕の中で、弥生が上下に揺れる。
涼介に全てを委ね、恍惚の表情で涼介を受け入れている。
涼介は自身をいったん抜き、弥生を自分の方へ向ける。
「弥生の顔が見たい。」
そう言って唇を塞ぐと抱き上げて寝室へと運ぶ。
弥生はそっと涼介の首に手を回し、恥ずかしそうに肩口に顔を埋める。
「涼介さん…。」
弥生は顔を上げ涼介の耳元に口をあてると、消え入りそうな声で囁いた。
「好き。」
涼介は驚いて目を丸くする。次第に口元が緩み、顔がみるみるうちに赤くなる。
そんな涼介に弥生は気づき、驚いて目を丸くする。
「照れて…るんですか?涼介さんが?!」
涼介はバツが悪そうに照れ笑いをする。
「完全に不意打ちでしたから…。」
そう言って弥生とは逆の方向を向く。
弥生はクスッと笑い、再び耳元で囁く。
「涼介さん、耳まで、真っ赤です。」
涼介はさらに赤くなり、弥生に抗議する。
「意地悪ですねっ。」
弥生はくすくす笑う。
「だって、涼介さんに鍛えられていますから。」
涼介は何も言えず、照れが半分残った不服そうな顔で弥生をチラッと見ると、弥生をベッドの上に少しだけ上から落とし、その上に跨った。
「そういう生意気な口は、私が塞いであげます。」
そう言って弥生の唇を塞ぐと、弥生は涼介の首に手を回す。
何度も唇をつけ、舌を絡ませあう。
唇を離すと、互いの潤んだ瞳と上気した頬が目に入る。
「弥生?」
「はい?」
「弥生。」
「はい。」
その言葉だけで愛を交わすと、涼介は弥生の首筋に舌を這わせ下へと移動する。
弥生の顎があがり、再び熱い吐息が漏れ始める。
弥生。
どれだけ愛してると言ったら、私の気持ちが伝わるのだろうか。
どれだけ愛していると言ってもらったら、私は安心するんだろうか。
どれだけ愛してると言ったら、私の気持ちが伝わるのだろうか。
どれだけ愛していると言ってもらったら、私は安心するんだろうか。
涼介の舌が弥生の乳首を捉え、その形状に巻きつくように舐め上げる。
弥生の乳首が涼介の舌をさらに求めるように尖り立つ。
弥生はこんな私でもいいと言ってくれた。私の全てを知ってなお、全てを受け入れてくれた。私は何をどうしたら、そのあなたの大きな愛に応えられる?
「あっ。はぁっ。りょ…すけさ…あっ。」
涼介は弥生の手のひらに自分の手のひらを重ねたまま、身体を下へとずらしていく。
舌が弥生の脇腹からヘソの上を通ってその下の恥丘へと移動する。
舌先を使って敏感になっているクリ○リスをつつくと、弥生の躯がその刺激に合わせて大きく跳ねる。
「はぁっ。んっ。はぁっ。」
弥生の艶やかな喘ぎ声と涼介が起こす水音だけが部屋の中に響く。
私は弥生を愛してる。この気持ちは永遠にかわらない。未来永劫、不変のものだ!
涼介はハッとして動きを止めた。
弥生は息が荒いまま上半身を少しだけ起こして涼介を見る。
「りょ…すけさ…?」
涼介の視線が弥生の視線と交差する。
涼介の瞳が揺れ、やがて優しいひかりを灯す。
伝えよう。
何回でも、何百回でも、何万回でも、言葉に出してこの想いを伝えよう。
君が大切だと。
君を愛していると。
言葉に出して君に届けよう。
言葉が君に降り積もるように。
言葉が君を包むように。
何回でも、何百回でも、何万回でも、言葉に出してこの想いを伝えよう。
君が大切だと。
君を愛していると。
言葉に出して君に届けよう。
言葉が君に降り積もるように。
言葉が君を包むように。
涼介は求めるように弥生の唇を塞ぐ。
弥生の髪に指を絡め頬を覆い、貪るように唇を重ねる。
弥生も涼介に応えるように唇を重ね、手を涼介の背中へと回す。
弥生。
君が卒業したら、いや、卒業したその瞬間に君を迎えに行く。
未来永劫私の元にいてもらえるよう、一生添い遂げられるよう。
弥生。
私のすべて。
君が卒業したら、いや、卒業したその瞬間に君を迎えに行く。
未来永劫私の元にいてもらえるよう、一生添い遂げられるよう。
弥生。
私のすべて。
「弥生。」
唇を離し、熱い視線を弥生に向ける。
「愛しています。永遠にあなただけを愛します。」
「涼介さん・・・うれしいです…。あっ。」
涼介が滾ったモノを弥生のナカに挿入した。
弥生の躯は自然に涼介のモノを受け入れた。
「あっ。あんっ。はぁっ。りょ…すけさっ。」
涼介の片方の手が、弥生の太ももを抱えるように持ち上げ、深く深く挿入する。
「弥生。だからあなたも、私に永遠にヨクジョウしてくださいっ。」
そう言って腰を大きく動かす。
二人の躯が上下に何度も揺れる。
「誓い…ますっ。あっ。涼介さんっ。涼介さんにっ。一生、ドキドキしまっ。あぁっ。」
「弥生っ。くっ。」
弥生の指が涼介の背中にきゅうっと食い込む。
弥生の太ももにある涼介の指に、わずかに力が入る。
同時に達した2人は肩で息をしながら、相手の唇を求め重ねる。
「愛しています。」
「私も涼介さんのこと、愛してま…。」
涼介に見つめられ、弥生が真っ赤になって声がどんどん小さくなっていく。
「聞こえませんよ?」
涼介はニヤニヤと笑い、弥生の真っ赤になった顔をさらに覗き込む。
「もう、意地悪ですねっ。」
弥生は頬を膨らませて怒ったフリをする。
一瞬の間があき、2人とも吹き出した。
「涼介さん。私、今とても幸せです。」
弥生が笑みを浮かべ涼介を見つめてそう言うと、涼介も笑みを返す。
「私も幸せです。弥生といる限り、ずっと幸せです。」
そう言って唇を重ねる。
「ですから…。」
グイッと腰を突き上げる。
挿さったままのモノが再び弥生をつきあげる。
「あぁっ。」
弥生は突然突き上げられ、達したばかりの躯が再び熱を持つ。
「ですから、たくさんいじめて差し上げますね。覚悟してください。」
「もうっ。りょ…すけさんっ。あっ。」
2人は再びお互いを求めあった。
お互いを求め、応えられる喜びに、躯を震わせながら。
おしまい
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