妄想彼氏#06~電話でえっち~
夜、23時を5分程過ぎて、遥の携帯に着信が入る。
遥の部屋は暗く、その中で携帯の着信を知らせる明かりがピカピカと光っている。
「こんばんは。遥ちゃん。」
少し陽気なその声色に、遥はわざと冷たく返事をする。
「呑んでるの?お酒。」
「呑んでいた、かな?接待受けてた。めんどくさいから、ひたすら呑んでた。」
まるでクチを尖らせた子供のような言い方に、遥は思わずクスッと笑ってしまった。
その様子に、達也は満足気に笑う。
「で、何?」
達也が聞くと、遥は小さな声で甘えるような声を出す。
「妄想彼氏で、妄想しようと思って。」
「え?」
「妄想していいんでしょ?ね、達也。キスして?」
電話の向こう側で達也が困っているような気がする。そう考えただけで、遥は楽しくってしょうがないといったような顔をする。
チュッ
電話の向こう側から、小さく音がした。
「おでこ、な。」
遥はクチをとがらす。
「やだ。もっと大人のチューがいい。」
駄々をこねると、電話の向こう側でしょうがないなぁと笑いながらつぶやいている声がする。
「遥。今どんな格好で、どこにいるの?」
「パジャマでベッドで寝てる。」
遥がそう答えると、電話の向こう側で達也がわらう。
「しっかり準備OKなわけね。」
達也がそう言って笑うのを聞いて、遥は顔を赤くする。
「遥。遥の上に跨ったよ。さぁ、クチを軽く開いて、舌を少し出してごらん?」
遥は言われた通りにクチを軽く開き、舌を少し出す。たったそれだけのことなのに、いけないことをしているかのように胸がドキドキする。
「遥の舌を俺の舌で迎えにいくよ。ほら。俺の舌が遥の舌に絡むたびにくちゅっと音がする。わかるかい?」
受話器をあてた耳から、くちゅっくちゅっと卑猥な音がする。その音に合わせて遥の舌が動き出す。
「遥。もっと舌を伸ばして。俺の舌にいやらしく絡めて。」
遥は自分の中指を達也の舌に見立てて舌で周りを一周させる。
くちゅっという音が携帯を通して互いの耳に響く。
「いい子だ。」
その甘い声がダイレクトに耳に響き、遥は目を閉じて熱い息を漏らす。
自らの唾液で淫靡に濡れ光る指先をパジャマの中にしのばせ、茂みの奥の突起物に触れると、躯がビクンと跳ね上がる。
「あ・・・ん。た・・つや・・・あ。」
躯をくねらせ突起物を指でなじりながら甘い声で達也を呼ぶ。
あの日見た達也の細く長い指が自分の躯の上を這っているのだと妄想すると、さらに口から熱い吐息が漏れる。
指先がぬめりに導かれるように、奥へ奥へと進んでいく。
「あ…、はぁっ。」
クリクリと突起物を指で転がしながら、もう片方の手でパジャマの上からで胸を揉む。
ーーー達也の指が…。こう弄んで…。あぁ、あたし、いやらしい…。でも、止まらない…。
パジャマの上からでも勃っているとわかるその乳首を指で弾くように刺激する。
「あんっ。」
悩ましい声が口をつき、息が上がる。
「たつ…やぁ。あ…。」
甘い声で達也を呼ぶ。
「遥。かわいいよ。イっちゃいなよ。」
甘い低い声が耳朶に響く。
「達也っ。あぁんっ。達也っ。」
遥のクリトリスをイジる指の動きが速くなる。
「あぁっ。」
遥は躯を仰け反らせ、脚をピンとはると、躯の中心から湧き上がる甘美な潮に飲み込まれた。
「はぁっ。はぁっ。」
「ちゃんとイけた?」
達也が愉快そうに遥に聞くと、遥はまだ息が上がっている状態で「うん」と小声で答えた。
「ね、達也。私とセックスしたくなった?」
電話の向こうで笑う声が聞こえる。
「そうだね。2年後ぐらいには。」
遥は真っ赤になって思わず携帯を睨みつけた。
←お礼ページ始めました♪
FC2ブログランキングに参加しています よかったら「つん」ってしてね♪ |
にほんブログ村ランキング(愛欲小説)にも参加 しています。押してもらえると小躍りします♪♪ |
人気ブログランキング(官能小説)に復帰でき ました♪押してもらえると跳ねて喜びます♪♪ |
官能小説.comのランキングに参加してみました♪ よかったらこちらもクリックしてみてください♪♪ |
官能文書わーるどのランキングに参加してみました♪ よかったらこちらもクリックしてみてください♪♪ |
いつも応援してくださってありがとうございます!!みんな優しくって大好きですっ
ささやかなお願い:
当ブログには「inポイントを稼ぐための騙しリンク」や「PVを稼ぐための意味の無い大量の空白行」はありません。
皆さんの愛(クリックや閲覧)だけで成り立っています。もし「しょうがねぇな、少しは応援してやるか」という気持ちになられましたら、バンバンクリックしていただけると泣いて喜びます。
当ブログには「inポイントを稼ぐための騙しリンク」や「PVを稼ぐための意味の無い大量の空白行」はありません。
皆さんの愛(クリックや閲覧)だけで成り立っています。もし「しょうがねぇな、少しは応援してやるか」という気持ちになられましたら、バンバンクリックしていただけると泣いて喜びます。