すっぴん代議士と脚フェチSP#19
「理由を・・・教えてもらえますか?」
竹下さんがシートにもたれかかり、脚を組む。
「たぶん、私が狙われている理由は今日のこの予定変更にあるの。これからマスコミの前で、ある事を話す予定なの。」
真意を確かめようと、竹下さんはジッとゆう子を見ている。
ゆう子は話を続ける。
「私の政治生命をかけた戦いに行きたいのよ」
竹下さんは俺の顔をみる。
俺は力強くうなづく。
そして、運転手に行き先変更を告げた。
「ありがとう。」
ゆう子は礼を言った。
車がしばらく走り、川沿いの車どおりの少ない地帯に入った所で、俺と竹下さんは異変に気が付いた。
後をついてくる車がいる・・・
しばらくは俺たちの車との間に何台か車を挟んでいたが、今は互いの間に車はいない。それは襲来を予告する合図だった。
「真中。」
竹下さんの声色が低くなる。
「はい。わかっています。」
俺は上着の内側にある拳銃の所在を確かめる。
竹下さんがゆう子に防御姿勢を取らせたその瞬間、後ろから車をぶつけられ、俺たちの乗った車は何回かスピンし、街路樹にぶつかった。
「木が倒れてくるっ。はやく外へっ。」
俺は叫びながら車を降り、ゆう子側のドアに駆け寄る。
「無事かっ?!」
ゆう子が顔をしかめながら起き上がる。
「いたたた。無事よ。防御姿勢のおかげね。」
その時、ヒュンッという音がして近くの地面が削られる。
あいつら撃ってきやがった。
ゆう子を車の陰に入れると、俺は応戦する。
「ゆう子っ。向こうの建物まで走るぞっ。」
「"ゆう子"かよ」
車の反対側にいる竹下さんがそんな事を言った気がしたが無視する事にした。
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