すっぴん代議士と脚フェチSP#22
「暑い~っ」
もうダメだ。耐えられない。
「こらッ。サボるなっ」
公園の片隅で、日陰に入り腰を下ろす。こんな暑い日に草むしりなんて自殺行為だっ。
「あの時、私を突き落としたバツよっ。付き合いなさいっ」
ありえねぇ、このオンナ。
俺は当然のことながら防弾チョッキをつけていた。
しかし頭を狙われたらどうするんだと、班長にこってり絞られた。
でも、何でだか、アイツはアタマを狙わないと思った。
見通しの良い公園で、あたりに人がいないのを確認して威嚇してくるような律儀なヤツだ。
ターゲット以外は殺めない。そう思った。
まあ、たまたまかもしれないが。
「私もちょっと休憩~っ」
ゆう子も日影にはいってくる。
お互いの肩があたり、それを合図にキスをする。
「いてて」
身体をよじると、撃たれた跡が痛い。
いくら防弾チョッキをつけていたからといって、衝撃がゼロになるわけじゃない。
俺の身体には打ち身のような捻挫のような跡が何個もできていた。
「痛い?」
心配そうにのぞくゆう子。
俺はうずくまる。
「ジョーっ。大丈夫っ?!ジョーってばっ」
ゆう子は半泣きになり、俺の腕を掴む。
俺はゆう子に向けて舌を出した。
「騙したわね~っっ」
ゆう子がポカポカと俺を叩く。
「騙したバツとして、これからずっと付き合いなさいっ。」
俺が彼女専属のボディガードになる日も近いかもしれない。
だか、それも悪くない。
おしまい
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