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まぬかん(旧名:h4a管理人)

Author:まぬかん(旧名:h4a管理人)
羽交い絞めにしておっぱいを揉む!
そんなシチュエーションが好きな管理人が官能小説を書いてみました。まだまだ拙い文章ですが、みなさんのたくましい妄想力で補ってやってください♪

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淫猥病棟#54~ひとつになるカラダ。ひとつになりたい想い~

 
 
黒羽は春奈の背中に片手をあて、ゆっくりと覆いかぶさるように唇を重ねる。もう片方の手は春奈の頬を覆うように添えている。

黒羽の両頬にあった春奈の手は、黒羽の首の後ろで交差させている。

お互いの舌を絡めあい、貪りあう。

ときに唇を離し、熱い息をを吐きながら、舌だけで交じり合う。

舌が離れた瞬間、お互いの舌の間に絹糸のように引いた唾液が落ちる前に、再び互いの舌を絡ませ、唇を貪り合う。

---透さんのキス…。いつもの冷静で優しい透さんと違って、情熱的で荒々しい…。キスだけで、とろけちゃいそう・・・。

黒羽の唇が離れると、春奈は無意識に黒羽の名前を呼んだ。

「透さん・・・・」

その声に引き寄せられるように、黒羽の舌が首すじを這い肩口に触れる。

黒羽の熱い息が肩口から鎖骨へとかかる。

「はぁっ。葛西・・・」

「あぁっ。んっ。透さ・・っ。」


春奈は黒羽を抱きかかえるようにしがみつく。

黒羽は春奈のカットソーを下着ごと脱がせ、あらわれた白い乳房に唇をつけると、キスの雨を降らした。

白い素肌に赤い所有の印が浮かび上がる。
その印を結ぶように舌を這わす。やがて中央で尖っている乳首に舌が触れると、春奈はビクッと震えた。

「あ・・・んっ。」

黒羽は舌を春奈の乳首に絡めるように舐めまわすと、もう片方の乳房に指をうずめる。

春奈の乳房を揉みながら、指先でその中央の突起をつまむようにこする。

春奈は躯を仰け反らせ、白い喉元を晒す。

「はぁっ。んっ。」

黒羽の指が春奈を奏でるように動いていく。

黒羽の指が触れたところがほんのり温かくなり、春奈を優しく包み込む。

黒羽の舌は脇をつたい、下へと移動する。

春奈のスカートのファスナーを下ろすと、下着ごと取り去った。春奈も脱がせやすいように腰を浮かし脚をあげる。

黒羽はその上がっている脚の太ももを下から押すように開かせると、ワレメを舌でこじ開け膣口からクリトリスまでを一気に舐め上げた。

電流が走ったかのように春奈の躯が反り返る。

「ん・・・あぁっ。とお・・・るさ・・・」

息も絶え絶えに春奈は黒羽の名前を呼ぶ。

その呼びかけに応えるように、舌を膣内に差し込み、ナカをえぐるように舌先を回す。

「んんっ。はぁっ。んあっ。透さ・・っ。もう、ダメっ。気持ちよすぎてっ。イっちゃいそっ。あっ。そんなっ。あぁっ。」

黒羽はゆっくりと回していた舌を、だんだんと激しく抜き差しし始める。

その動きに合わせて、春奈はガクガクと躯を震わせる。

「あっ。あぁっ。イっちゃうっ。透さんっ。イっちゃっ。あんっ。あぁんっ。んっっ」

春奈はさらに大きく躯を反り返らせ、黒羽の舌でイってしまった。

黒羽は舌を離すと、春奈の頭を優しく撫でる。

「葛西。俺もイってもいいか?」

春奈は潤んだ瞳で黒羽を見上げコクリとうなすいた。


黒羽は春奈を抱き上げると、寝室に移動しベッドに優しく下ろす。

春奈の指に自身の指を絡めながら、いきりたったモノを春奈の入り口に押しあてる。

「んっ。」

春奈の躯に期待とも取れる痺れが駆け巡る。

黒羽はゆっくり、ゆっくりと奥へと進めて行く。

「あ・・・ん」

自分のナカを押し広げながら進んでくる感覚に、春奈は陶酔する。

黒羽の背中に手を回し、脚をも回す。

黒羽を全身で受け入れながら、春奈はさらに奥へといざなうように、躯を密着させる。

2人ともしっとりと汗をかいていて、それが互いの躯をさらに吸い付けあっていた。

「あ・・・っ。んっ。もっと。透さっ。んンっ」

黒羽の少し汗ばんでいる分厚い胸板と力強い腕に男の色気を感じ、心を奪われうっとりとする。

「もっと・・・。もっと、ぎゅぅっと抱いて・・・・」

そういって黒羽の背中に回した手に力を込める。

黒羽はまぶたを閉じカラダのすべてで春奈を包み込む。

閉じられたまぶたの上に、すこし長めの黒い前髪がかかる。



---葛西っ。愛してる。愛してるっっ。

決して口には出せない想いを、黒羽は春奈にぶつけるように腰を打ちつけていた。

いつかこの想いを共有したい。

今は自分に対する哀れみでもいい。

こうやって自分を受け入れてくれた春奈が愛おしい。

抱いているのに、抱かれているようだ。

黒羽はそう感じていた。


「葛西」

"愛している"のかわりに名前を呼ぶ。

「葛西。葛西っ。」

何度も春奈の耳元で囁くように繰り返す。

その言葉は、切なく、それでいて甘い。

黒羽は春奈を強く抱きしめた。

春奈もそれに応えるかのように抱きしめ返す。

そうして2人のカラダはひとつにり、お互い高みに達した。

 
 
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