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まぬかん(旧名:h4a管理人)

Author:まぬかん(旧名:h4a管理人)
羽交い絞めにしておっぱいを揉む!
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淫猥病棟#66~キャンセル~

 
 
2人は車に乗り込み、来た道を引き返す。

昼食をとって2~3観光スポットを巡ると、チェックインの時間となった。

「チェックインしてくるから、ロビーで待っていて。クロ達きてるかな?」

そういって春奈をロビーに残し、フロントへチェックインに向かった。

いかにも高そうな調度品が、少しのイヤミもなく配置されている。

その中に余裕を持った配置でソファが置かれており、春奈はそこに座っていた。

仲居がすかさず冷茶とおしぼりを榛名の前のテーブルにおく。

春奈はお礼を言うと、お茶を飲みながらまわりを見回した。

---高そうな旅館…。そもそも車寄せから玄関をくぐるまで遠かったな…。それだけで、高そうって思っちゃう。私ってつくづく庶民。

しばらく待っていると、祐介が厳しい顔をして戻ってきた。

「どうしたんですか?」

祐介は春奈をみる。

「うん・・・。電話を、かけてきてもいいか?」

「どうぞ?」

祐介はロビーから出ると、携帯を取り出し何処かに電話をかけはじめた。


何コールかして、電話の相手---黒羽が出た。

「クロ、おまえ。」

「悪いな、祐介。急に行けれなくなって。」

「どういうつもりだよ。お前、なんか変な気を回したんじゃないだろうな?」

「別に回しちゃいないさ。愛がおたふくにかかっちまって。」

黒羽の声色から嘘ではないと祐介は思った。が、しかし怒りは収まらなかった。

「じゃあもっと早めに言えよ。昨日連絡をくれた時、すでに行けないってわかっていたんだろ?」

「早く言ったら、お前ら旅行をキャンセルするだろ?」

「当たり前だ。」

「だからだよ。せめてお前達だけでも楽しんできて欲しいと思ったんだよ。」

「クロ…。」

「土産よろしくな。葛西にゴメンって伝えといてくれ。」

「自分で言えよ。今呼ぶから。」

歩き出そうとした祐介を黒羽が言葉で制す。

「いや、いい。」

「なんでだよ」

「葛西の声を聞いたら、俺はすごく落ち込みそうな気がする。」

電話でお互いの顔が見えないせいか、黒羽が珍しく祐介に弱音を吐いた。

「クロ…。」

電話の奥で、黒羽がクチを固く結んでいる気配を感じた。祐介はクチを開いた。

「わかった。伝えておく。お大事にな。」

「あぁ。ありがとう。・・・祐介。」

「ん?何?」

「騙して悪かったな。じゃあ、切るぞ。」

祐介はスマホをポケットにしまい、春奈のもとへ戻った。

「クロ、来れないんだって。」

「え?」

春奈は驚く。

「愛がおたふくにかかったんだって。」

「そうなんですか…。私たちだけ楽しんじゃって、なんか申し訳ないですね…。」

落ち込む春奈を見て、祐介はため息を漏らす。

---クロは前に俺が帰ったら春奈が悲しい顔をするって言っていたけど、お前が来ないってわかって、春奈は悲しい顔をしてるぞ。悲しい顔をさせたくないんだったら徹底しろよ、バカ。

そんなことをかんがえながら、目の前で落ち込んでいる春奈をフォローするためにわざと明るい声を出す。

「しょうがないよ。あのバカクロが黙っていたのがいけないんだし。春奈が負い目を感じる事は無いよ。もうきちゃったんだし、たくさん楽しんで、土産話を聞かせてやろう。」

春奈はそうですねと言って申し訳なさそうに笑った。


仲居に案内され敷地内を移動する。

数寄屋造りの離れが点在している中を進むと、一番奥に祐介達が泊まる建屋があった。

入口脇の手水鉢には清らかな水が湧き出ている。溢れた水が落ちる先は玉のような石がしっとりとした苔におおわれ、落ち着いた雰囲気を醸し出している。

「うわぁ・・・。ステキ…。」

そして部屋の中に入ると、さらに感嘆の声をあげた。

「すごいっ。ひろいっ。部屋がいくつもあるっ。」

楽しそうに部屋をチェックする春奈を祐介は後ろから見ていた。

「奥が女子部屋だから。荷物をおいておいで。」

---あ、そうか。みんなで泊まるからこんな大きい部屋なんだ。

「なんか、お部屋が大きい分、みんながいなくて寂しいですね。」

祐介は頷いた。

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