淫猥病棟#98~重なるシルエット~
祐介のマンションにつき、部屋へと入る。
春奈は中に入って驚いた。
「祐介先生、引っ越しするんですか?」
荷造り途中といった様子で、段ボールがいくつも部屋の中にあった。
「あぁ。」
ーーー何人ものオンナを抱いた部屋で春奈を愛を語るのは流石に、な…。
祐介はそんな事を考えていた。
春奈は祐介をチラッと見ると、少しだけあえて冷たい目をして言った。
「別に、私は気にしませんよ?」
祐介はドキッとする。
なんでわかったんだ?と、そんな顔をしている。
春奈は黙ってそれをみていたが、耐えきれず吹き出した。
「祐介先生、すっかり隠し事ができない人になっちゃいましたね。かわいい。」
祐介は真っ赤になって春奈の腕をつかもうとするが、春奈はスルッとかわした。
「5つも上のオトナをつかまえて、かわいいとかいうなっ。」
「だって、本当にかわいいんですもんっ」
壁に追い詰められ、春奈は祐介に両手首をギュッとつかまれ壁に押し付けられた。
お互いの視線が交差し、どちらからともなく、唇を近づける。
2人のシルエットがゆっくりと重なった。
「んっ。んんっ。」
重なり合ったクチから、悩ましげな声が漏れる。
祐介は春奈と密着するように、カラダを押し付ける。
春奈の足の間に自分の足を挟み、ぐりぐりと押し上げる。
「んっ。」
春奈は頬を赤らめて与えられる刺激に耐えている。
祐介が春奈の舌を2度、3度と舌で絡めとるように嘗め回すと唇を一旦離し、春奈の首筋にふたたび唇を落とす。
「はふっ・・・。」
春奈は祐介に首筋を差し出すように逆側に頭を傾ける。
広く晒された首筋から肩のラインに、祐介は舌を往復させる。
「あ・・・・ん。」
祐介のザラザラとした舌が皮膚をこそげ落とすように何回も何回も往復すると、春奈の躯はそのたびにビクンビクンと跳ねる。
その反応に祐介は笑みを漏らし、耳元で囁く。
「春奈。」
耳元で息を吹きかけられながら名前を呼ばれ、春奈は溜息を漏らす。
そんな春奈の反応を楽しみながら、祐介は春奈の胸に手を伸ばした。最初はさわさわと触れるか触れないか程度の強さで撫でていたが、やがてゆっくりと春奈の胸の形状にあわせ手の形を変えると、揉みしだくように手を動かした。
その手のひらに、次第に硬い突起物があたるようになる。
「春奈、服の上からなのに、手のひらに固いものがあたるんだけど?」
祐介が耳元でそっと囁くと、春奈は羞恥に顔が熱くなる。
祐介はその突起物を指でつまむと、指先で擦るようにしごきあげる。
「あっ。んっ。」
春奈がたまらず声をあげる。
「春奈、かわいい。」
先程春奈からかわいいといわれた仕返しと言わんばかりに、耳元でそうつぶやくと、背中に手をまわしワンピースのチャックに手をかけ、ジリジリと下ろしていった。
胸元の布地に余裕ができ、その隙間から覗く胸元に唇を落とした。
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