淫靡な研究室2#21~知らない言葉~
唇を離すと、涼介は弥生を抱き上げ、ベッドまで運び、ゆっくりと下ろす。
その上にまたがるようにして弥生を見下ろすと、メガネを外し、ナイトテーブルにおこうとして手が止まった。
「なんですか?この不恰好なジャックと、およそ悪さなんてしなさそうなジャックは。」
ナイトテーブルに並べられた2人のジャック・オー・ランタンを見て、涼介が目を丸くする。
「今日はハロウィンなんですよ。」
そう笑いながら言ったあと、弥生はスッと涼介に向かって手を伸ばす。
その手は涼介の肩口に触れた。
「涼介さん。ハッピーハロウィン…。Trick or Treat?」
弥生はクスッと笑いながらお決まりの台詞を言って気恥ずかしそうにしている。
涼介はそんな弥生を見てクスっと笑い、弥生の唇をスッと指でなぞる。
瞳の奥に妖しい光をたたえながら、弥生の唇に自身の唇を近づけ、甘く囁く。
「・・・Trick but Treat・・・」
「え?それどう意・・・」
弥生の言葉は涼介によって遮られた。
何度も、何度も唇を交互に重ね、舌を絡ませては離す。
互いの間に、名残の糸が引かれ、月明かりに照らされ銀色に光る。
涼介は弥生の首筋に舌を這わせ、そこからゆっくりと胸元へと移動する。
浴衣の合わせ目から手を差し込み、その下にある柔らかな膨らみを優しく手のひらで包むと、その弾力を確かめるかのように外側からゆっくりと寄せるように揉みあげる。
「はぁっ。」
弥生の吐息が熱を帯び、頬はピンク色に染まる。
やがて涼介の舌が弥生の膨らみの先端で尖っている突起物を巻き込むように絡み、弥生はキュッとシーツを掴む。
「弥生・・・。」
涼介は弥生の乳首を舌を尖らせてつつくと、はむっと吸い付いた。
口の中で舌を激しく上下に動かすと、弥生はたまらず顎をあげ、腰を浮かす。
そして涼介はシュルっと弥生の帯を解き、弥生の茂みへと手を伸ばす。
その奥にある泉を指で探り当て、指先でワレメをなぞりながら、奥へと指を滑らせていく。
泉からは滔々と蜜が溢れ出ており、涼介の指を難なく奥へといざなう。
「はぁっ。りょ・・・すけさ・・・っ。」
弥生は涼介の髪に指を絡ませながら、熱い吐息を漏らす。
指先に涼介を感じ、安心して微笑む。
「先程の言葉の意味、知りたいですか?」
艶やかな笑みを浮かべる涼介の顔に見とれていた弥生は、自分に問いかけられていることに遅れて気づき、あわててかぶりを振る。
クスッと涼介は笑いながら口角をあげ、弥生の頭を抱え込むようにして唇を落とす。
「自分で調べなさい。学生の本分は勉強することにある。」
そう言って、膣に入れた指をクイっと折り曲げる。
「んっ。そんな…こと言わない…でくださ…。はぁんっ。」
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